夕輝壽太“これは一生自慢できること” あぶ刑事リレーインタビュー#1
Entame Plex / 2016年1月13日 18時30分
夕輝壽太“これは一生自慢できること” あぶ刑事リレーインタビュー#1
1月30日に公開となる映画『さらば あぶない刑事』。
30年に渡る人気シリーズも、今作をもっていよいよファイナルに!
そこで、今回エンタメ・プレックスはこの話題作の出演者陣に連続インタビュー。
まず最初に登場するのは、舘ひろし&柴田恭兵演じるタカとユージに吉川晃司とともに相見えた夕輝壽太。見事大役を演じきった夕輝だが、今作に出演するにあたっては並々ならぬ思いがあったようで……。
――夕輝さんは1985年生まれ。一方で「あぶない刑事」シリーズは86年にスタートです。
「そうなんですよ、ほぼ同い年。そんな作品に参加できるなんて奇跡ですよね。まだ出られるかわからない、オーディジョンの段階からかなりアピールしました(笑)」
――どんなアピールを?
「まずは言語ですね。映画ではスペイン語を話す場面があるんですけど、僕はポルトガル語ができるので、まずはそれを披露しました。そして、坊主の役所だったのでスキンヘッド時代の写真を忍ばせていったり。当時はまだ(体も)仕上がってなかったんですけど、普段から体を鍛えるのが好きなので大きくなれることを服を脱いでアピールしたり。最終的にはブラジルの父の写真まで見せたり(苦笑)。とにかく出たかったので、ありとあらゆるアピールをしました」
――でも、そのかいあって無事に出演することが決定したわけで。
「出演が決まった瞬間はとにかく嬉しかったけど、すぐにプレッシャーに変わり、その後は自分との戦いでした。歴史ある作品に自分が出る、足を引っ張るわけにはいかないですし。あとは、スペイン語も死ぬ気で勉強して、オーディションで体を大きくできるとアピールしたので、それも必死で仕上げました(笑)」
――そもそも「あぶない刑事」にはどんな印象を持ってました?
「正直に言えば、僕は再放送で観ていたぐらいのレベルでした。ただ、舘ひろしさんと柴田恭兵さんは自分の中でお会いすることなんてできない、伝説的な俳優というイメージだったので、それこそ共演できることは奇跡でしたね。撮影中もすごい現場にいるなって思ったし、それは今も変わりません。これは一生自慢できることだと思ってます」
――舘さんと柴田さんと、実際に共演してみてどうでした?
「もちろん緊張しました。しかも、最初の撮影がおふたりとのカットで、それも取り調べのシーンだったんです。舘さんと柴田さんにはむかうという、いきなりハードな場面で……」
――あれは……超態度デカかったですよね、夕輝さん(笑)。
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