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浅野温子“本当にラストなのかなって思った” あぶ刑事リレーインタビュー#4

Entame Plex / 2016年1月29日 20時40分

「誰だろうな……。なかさん(ベンガル)は屋台やってるし、パパ(小林稔侍)は部長だけどちょっと元気ないし……。男じゃないとダメ?」



――男以外というと?

「(松村優子役の)木の実ナナちゃん。一番男前で、一番頼りになって、一番縋り付きたい。他のヤツはダメ!」

――タカやユージと結婚というのも大変そうですしね。

「あの2人はダメよ。一番ダメ(笑)」

――(笑)。こうして30年間やってきて、当初と今で何か違いはありますか?

「それがないんですよ、全然(笑)。監督やスタッフも同じだし、あの2人(舘ひろし&柴田恭兵)はあんな感じだし。みんな同じだから、違いが全然なくて。普通、少しは違いがあると思うんですけど」



――でも、変わらない強みというのもありますよね。それだけみなさんハマっているということだし。

「それは、ある意味ファンの方が応援してくれていたからだと思うんですよね。あの舘さんが見たい、あの恭兵さんが見たいって。映画も10年間やってなかったわけで、ファンの方々の応援がなかったら、全然違っていたと思うんですよ。みなさんが薫ちゃん好きなんですとか、そういうふうに思っていてくれたことで、演じる側、作る側もみんな勇気をもらっていたんじゃないかな」

――浅野さん的な今作の見所は?

「お話どうこうより、あの2人がスクリーンに戻ってきたというのがファンに対しての一番のプレゼントだし、見所だと思う。もう予告編とかも出ているけど、あれだけでもみんな嬉しいんじゃないかな。それで面白いストーリーがあって、あの2人が活躍する、それが最大の見せ場であり見所ですよね。その他の部分に関してはもう『あぶない刑事』ですから、見ればわかります(笑)」



――今作でラストということですが、浅野さんにとって『あぶない刑事』はどんな作品になりました?

「あまり作品とか映画とか思ってないんですよ。私の中では、何年かに一度音信不通の親族たちが集まるみたいな感じ(笑)。どちらかと言えば、ファンの方々が作品として作ってくれたって思います。だから、『あぶない刑事』はお客様のため、ファンのためにあるものだと思っているし、ファンのみなさんの期待に応えたい、それだけですね」

――それにしても、今回はタカとユージがまさかの定年。あの2人に定年があるなんてビックリでした。

「私も! 最初に脚本を読んだときはホント切なかった……。なかさんたちの机もないし、どういう映画になっちゃうんだろうってものすごく心配で。薫なんて重要物保管所に移動しちゃってるし。でも、あれは左遷よね(笑)」



――あの2人はまだまだ現役感バリバリなんですけどね。

「そうなの。だから“あれれ?”みたいな。でも、定年だからね……これは本当にラストなのかなって思った」

――最近は定年後も再雇用制度なんかありますけど(笑)。

「そうだよね(笑)。でも、あの2人は再雇用されても、薫は雇ってくれる部署がなさそう(笑)」



――とはいえ今回がラストなんですよね……公開前から反響がすごく大きいだけに残念です。

「チーフカメラマンの仙元さんも77歳なんですよ。だから、役者の心配もそうだけど、スタッフも……。みんな、エネルギーにみちあわふれていてすごいんですよ(笑)。“まだまだできる感じがする”とファンの方から言っていただけると嬉しいですね。舘さんと恭兵ちゃんにも体には気をつけろと言っておきます(笑)」

映画『さらば あぶない刑事』は、1月30日(土)より全国ロードショー!

© 2016「さらば あぶない刑事」製作委員会

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