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舘ひろし&柴田恭兵が語る「あぶない刑事」リレーインタビュー最終回

Entame Plex / 2016年2月9日 20時0分

舘「ないですね。普段から柴田恭兵という俳優をいろいろな作品で見たりして、尊敬や憧れみたいなものはありますけど、現場で一緒になったらタカとユージだし。でも、それはそういったファンダメンタルな気持ちがあるからこそだと思いますけどね」

柴田「僕も舘さんのドラマやコンサート見て、色っぽいな、本当にダンディーだなって。次に会うときも絶対そうだから、そこをアドリブでつつけば何か出て来るぞって思うんですよ。きっと、舘さんの引き出しを最初に開けたのは僕だと思います。アドリブとかで」

舘「僕は、柴田恭兵のおもちゃと言われてますから(笑)」



――タカとユージを本人と比べてみていかがでしょう?

舘「恭様は現場に行くと必ず台本読んで、どうセリフを言うか、どうアドリブをするかちゃんと勉強してるんですよ。それでセリフも間違えないし、どんなアドリブにも対応する。その真面目さとユージの一過性のいい加減さは相当違うと思いますね」

柴田「役者として、僕はいろいろな引き出しがあるんですよ。ただ、どこに何を入れたか忘れちゃうんですけど(笑)。舘さんは引き出しが1つしかないんです。でも、その1つの引き出しがすごくて」

舘「そう。でも、何か入ってるかと思えば何もないっていう(笑)」

柴田「ただ、『あぶない刑事』はかっこいいしクールなんだけど、温かいんです。それは舘さんが醸し出してると思います」

――確かに。あとはファッショナブルなイメージもすごくありますね。

舘「それはもちろん。今回、特に気をつけたのはとにかくハードボイルドでスタイリッシュでファッショナブル、この3つは絶対にキープしたかった。ただ、ファッショナブルと言ってもいろいろなファッションがあって、今の流れはタイトな感じだけど、そうなるとハードボイルドとは少し離れてしまう。だから、そのあたりの折り合いはしっかり付けたいなと。個人的なスーツはもっとタイトなんですけど、この作品に関しては少しルーズにして、拳銃とかも入れられて、ちょっと太めのハードボイルドな感じを出すようにしました。ただ、それでもスタイリッシュでいたいので、そのバランスは考えましたけどね」

――恭兵さんはちょっと艶っぽい衣装が多いですよね。

柴田「ちょっと色っぽくて危険な香りがする感じ、それはすごく気に入ってます」



――この『あぶない刑事』シリーズを30年間やってきたわけですが、おふたりにとってどんな存在ですか? 以前、仲村トオルさんに伺ったときには“故郷”とおっしゃってましたが。

舘「僕は帰る場所というよりも、進めてくれるというか。恭様との共演も含めて、自分をもう一歩前に進めてくれる作品だと思いますね。彼との共演はいつも新しいものがあり、吸収するものがたくさんあるんですよ。恭様にしてみれば、教えることがいっぱいあって忙しいかもしれないけど(笑)」

柴田「いやいや。僕は舘さんにウケるにはどうしたらいいんだろうとしか考えてないし、舘さんにウケたら世界中に通じると思ってますから(笑)。でも、そんな『あぶない刑事』をやることで僕は不思議と元気になるんですよね。他にも一生懸命やって手応えを感じる作品はたくさんありますけど、そういうものとはまた違う。『あぶない刑事』は現場に行けば若返るというか元気になれる、そんな作品ですね」

映画『さらば あぶない刑事』は、大ヒット全国公開中!

© 2016「さらば あぶない刑事」製作委員会

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