“まいんちゃん”こと福原遥がドラマ『MARS』で嫌な女子を好演

『クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!』（NHK総合）で“まいんちゃん”を演じていた福原遥も今では17歳。現在放送中のテレビドラマ『MARS（マース）～ただ、君を愛してる～』（日本テレビ）では、主人公たちを惑わす嫌な女子を演じるなど、女優としても幅広い活躍を見せている。これまで真面目っ子イメージが強かった彼女が見せる新境地、そこには“まいんを超えたい”という意識とともに、女優にかける様々な思いが……。

そんな福原が、ドラマの見どころや自身の恋愛観について語ってくれた。



――福原さん演じる「桜沢しおり」はどんな女性ですか？

「最初は嫉妬深い嫌な女の子に見えるんですが、零（主人公）への愛がすごく強くて、一途な女の子なんだな、って思いました」

――自分と似ている部分はありますか？

「私自身、しおりみたいに、あんなに誰かに恋する気持ちを分かっていないのと、しおりのように激しい愛情をぶつけた経験もないので……似ていないです（笑）。でも、いろんなドラマや映画を見て、嫉妬深い女の子が出てきたら、しっかり観察して、その感じを勉強して演技にぶつけました。難しかったですけど」

――福原さんは今17歳。ちょうど恋愛に夢中なお年頃かなと思ったのですが。

「人の恋を見るのは好きなんですよ！ 友だちの話を聞くのとか。でも、自分になると……どうなんだろう？ 後回しになっている気がします」



――「しおり」は“追いかける恋”、でもヒロインの「キラ」はその逆ですが、福原さんならどちらがいいですか？

「追いかけられる方がいいです。もし、好きになった人ができても話しかけられないと思います。恥ずかしくて、変に強がって、逆に冷たくしちゃうかも。だから、おそらく進展しないでしょうね（笑）」

――ドラマでは、「頭ポンポン」や「顎クイ」など女性が喜びそうなシチュエーションが多々ありますが、福原さんはあこがれたりしますか？

「よくわからないです（笑）。でも、引っ張っていってほしい思いはありますね」

――ちなみに、福原さんの好きなタイプってどんな人ですか？

「一緒に話していて時間を忘れちゃうような人。お笑い芸人さんだと又吉（ピース・又吉直樹）さんとか。急にボソっと変なことを言ったりするような。安心するし落ち着くし、でも楽しい人がいいな、と思います」

――ドラマの撮影現場はどんな様子でしたか？

「飯豊まりえ（ヒロイン・キラ役）ちゃんとの絡みが多くて。まりえちゃん大好きなんです！ ドラマ中ではイヤな態度だけど、休憩時間中はすごく仲良くしていました。あとは『最近、何流行ってるの？』って話になって芸人さんの話になったり」