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IVANが語るこの国のオネエ事情「日本人はすごく頭が柔らかい」

Entame Plex / 2016年3月3日 14時5分

 IVANが語るこの国のオネエ事情「日本人はすごく頭が柔らかい」

IVANが語るこの国のオネエ事情「日本人はすごく頭が柔らかい」

アラサー&アラフォー独身女子も共感! ゲイに恋する女性を主人公とした映画「これが私の人生設計」が3月5日(土)より新宿ピカデリー他にて全国公開となる。抱腹絶倒のなかに社会問題を織り交ぜ、イタリアでも大ヒットを記録した本作は、主人公:セレーナ・ブルーノ以外にも、ゲイであることを子どもに言えない、薄毛を隠すなど、生きるために自分を偽りカミングアウトできない人々がたくさん登場する。



そこで、カミングアウトして男性トップモデルから一転、女性タレント・モデルとして活躍中のIVANが本作の試写会で行われたスペシャルトークショーに出席。Entame Plexは、イベント直後のIVANに、日本のオネエ事情や現在の心境を聞いてみた。

――映画「これが私の人生設計」をご覧になっていかがでしたか?

「すごくステキだった! 日本人が想像するミラノやフィレンツェじゃなくて田舎のイタリアを描いているのが面白かったですね。だだっ広い村の映像が出てきたとき、『行ってみたい!』と思いました。映画を見るとき、私はファッションやアートを注目しますが、男性目線で見るオシャレさと、女性目線で見るファッショナブルな部分が同時に楽しめました」

――特に感情移入したところはどこでしょう?

「物語のなかで、主人公の女性・セレーナがゲイのフランチェスコに恋をするじゃないですか? 昔のメンズの頃の自分がそのフランチェスコにかぶりましたね~。メンズのモデル時代には彼と同じように女性から好意を寄せられることも多かったから、異性としては見ることができないけど、愛おしく感じる複雑な感情はすごく共感します。私モテたのよ、実は(笑)」



――そうなんですね。

「ごめんなさいね、私めっちゃモテました(笑)。当時のモデルエージェンシーから言われたのが『しゃべるな』ってこと。しゃべるとこうでしょ? だから、日本語がわからないふりをして現場に行くの。そうすれば女性編集者たちがカッコいいモデルだと思ってまた使ってくれるわけ。でもすぐに地が出てしまって気づいたら『姫』ってあだ名になっていたけど(笑)」

――女性目線で作品を見たらまた違った印象もありますか?

「そうですね。今ではセレーナの気持ちに同感します。私はカミングアウトしてから、ひとりの女性として扱ってもらえるようにはなったんですが、その分、ナメられてしまう面もある気がします。この映画でも『女だから』という理由で、彼女が自分の実力を最大限発揮できないシーンがあるんです。そこがリンクしました。日本で働く女性から見ても、すごく『わかる!』って感じる瞬間がたくさんあると思いますよ」

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