1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

演歌からニコ動まで。小林幸子が幅広い世代から愛される秘密は「柔軟な発想」から来ていた

Entame Plex / 2016年4月29日 12時0分



――その涙は小林さん自身と照らし合わせて、という意味でしょうか?

「いえ。純粋にその子たちのことを思ってです。私の場合、小学校5年生からひとりで生活してきたことからくる分かりやすいさみしさだから。ところが、今の子たちは、自分でもわけがわからないさみしさを持っている。それが彼らの作る曲の中にふと出てくるんです。どうしたらいいんだろう、と悲観的になりますがどうしてあげることもできない。でも、そんな子たちが私の歌う『脳漿爆裂バーサン』を聴いて“ワロタwww”ってコメントしてくれる。それがすごくうれしいんですよ」

――小林さんが歌い続けてきた時代とは違いますか?

「以前は、歌い手、聞き手がはっきりと分断されていましたが、ネットではどちらも一緒なんです。歌ってくれてありがとう、聴いてくれてありがとう、その目線が同じ。コミックマーケットも同様です。売る側も買う側も参加者。そういう発想を教えてもらいましたね」

「軽快なノリがとても大事」。インタビュー中、小林の大御所らしからぬ柔軟な発想に何度も驚かされた。結果ではなくまず過程を大事にする、そんな考え方が自然体で生きる今の「小林幸子」を作ったのかもしれない。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください