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東出昌大が明かす“身長デカすぎあるある”、コメディー初挑戦で魅せた新境地

Entame Plex / 2016年5月20日 14時56分

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東出昌大が明かす“身長デカすぎあるある”、コメディー初挑戦で魅せた新境地

福満しげゆきの人気漫画『生活【完全版】』で描かれている世界観をそっくりそのまま、痛快で笑えるコメディへと昇華させた現在公開中の映画『ヒーローマニア-生活-』。本作でヘタレな妄想フリーター役にして“初のコメディ”に挑戦し、役者として振り幅の広さをみせつけた東出昌大。

“観終わったあと、誰ひとりとしてイヤな気がしない”と語る東出は、その非の打ちどころのない端正なルックスからは想像のつかない三枚目を地でいくキャラクター・中津を、見事に演じきった。

“みんなスパイダーマンにはなれないけど、きっと希望を見出せるはず”そう話す東出の言葉通り、今作は実に前向きなエンターテインメントに仕上がっている。今回は彼に本作の魅力、中津役を通して感じたヒーロー像など話を聞いた。



――本作のオファーを受けたときの感想は?

「豊島(圭介)監督とは以前WOWOWのドラマでご一緒したことがあったので、また監督と作品作りが出来るというのはとても嬉しかったですね。原作を読んでみたんですが、これがすごく変態で(笑)。たぶん笑うところも人によって違うでしょうし、これをコメディとして映像化するというのは、ものすごく難しいだろうなと思いました。その反面、今までにない映画になりそうだという期待感でいっぱいでした」

――ちなみに、東出さんはどのシーンで笑いました?

「登場人物が個性的なのはもちろん、必殺技もどこか気が抜けていて……、唾吐いて目つぶしって“んなアホな!”みたいな(笑)。かなり振り切ったフィクションですけど、そのくだらない世界観や馬鹿馬鹿しさはちゃんと成立していて面白かったですね。ひと月もの間情熱を傾けて演じたものが2時間の作品になるので、“みんな全力投球で馬鹿馬鹿しいことをやっていたな”という想いと、“こうやってまとまったんだ”っていう驚きもあったりして。観終わったあとに、イヤな気がひとつもしない仕上がりになっていたので、エンターテインメントとして成功なんじゃないかなと思います」

――東出さんにとって初のコメディー、しかもヘタレ役でしたが演じてみていかがでした?

「映画だけじゃなく舞台もドラマも含めコメディは初めてだったので、ここで笑ってくれるだろうなという確信はなかったです。でも、中津が“俺らでヒーローになろうよ!”って下着泥棒を真面目に口説いているところとか、台本を読んでいる時点からクスッとくるところがたくさんあったので、たぶん中津の一生懸命さを観ているだけで馬鹿馬鹿しくてクスッとしていただけるんじゃないかと。コメディだから動きや表情で笑わせようとするよりも、中津らしい佇まいを意識していれば自然と笑っていただけると思っていたので、いつもと変わらずに臨めました」

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