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柳楽優弥「食われたら俳優辞める!」強い覚悟で挑んだ衝撃作を語る

Entame Plex / 2016年5月23日 15時30分

――オンとオフの気持ちの切り替えは大変でした?

「こういう役をやっておいて言うのもなんですけど、普段は“もっと笑っていこうぜ!”っていうタイプで、争いごとは好きじゃないんで(笑)。(泰良の)キャラが濃かったぶん、切り替えはものすごく楽でした」



――撮影中に、バリカンで丸刈りにするのを直訴したそうですね。

「(泰良が)あまり変わり映えないなと思って。サングラスをかけたりはしてるけど、髪が伸びているわけでもないし、最後のシーンは時間が経っている感じが何かあった方がいいんじゃないかと思って、監督に『道端とかでカミソリ拾って剃って、そこからちょっと伸びた設定で3ミリぐらいに刈っちゃいますか』って直訴して。僕3月生まれなんでラッキーナンバーにちなんでの3ミリ(笑)。監督も、すんなり『いいよ』って言ってくれましたけど、内心は事務所に怒られないかドキドキしていたそうです(笑)」

――劇中では、後先考えず犯罪へと走ってしまう10代の怖さや危なさ、SNS拡散など、現代社会が抱える問題もリアルに描かれていましたが。

「残酷な事件などがあるのはショックですけど、僕が今ここで世界を変えると言ったところで世界はちっとも変わらないですし、そういうことに関して発言するよりも、皆さんにこういう作品を観ていただいてどう感じてもらえるのかだと思っています。僕たちが情熱を注いだ作品をファンの方に観てもらって、何かを感じ取ってもらう……そして、考えろ! ということです」

――これだけ次世代を担う新進気鋭俳優が集結しているだけに、さまざまな波紋を呼びそうです。

「同世代でどうこう思わないですけど、すごくいい作品や面白い作品を作っている先輩たちの姿を見ていると、うらやましいと思う反面、世代交代したいという気持ちが強くあります。普段からお世話になっているのですが、30代の世代を先陣切ってカラフルにしてきた小栗旬さん、山田孝之さん、藤原竜也さんとか……とてもかっこいい。僕たち20代もしっかり気合い入れていきますっていう意味も強いんですけど、その原動力としてそういう気持ちは常に持っていますね」



――タイトルの“destruction=破壊”にちなみ、今ぶっ壊したいことはありますか?

「英語を勉強しない自分……マジでぶっ壊したいですね(苦笑)。やっぱり役をいただく時に、引き出しが多い人の方がいいんじゃないのかなっていう気がしていて。海外の映画も出たいですし、そういう役者としての引き出しをひとつでも多く増やしていきたいです。海外作品に出たいという気持ちは人一倍強いのに、英語を勉強しないというのは、まだまだ気持ちが足りないのかもしれないですね……チクショー! 勉強します(笑)。それが20代の課題です」

映画『ディストラクション・ベイビーズ』は、全国公開中!

©2016「ディストラクション・ベイビーズ」製作委員会

ヘアメイク:内田香織
スタイリスト:川地大介

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