1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

川島海荷「私にとって勝負の作品」人生初の金髪で臨んだドラマ『朝が来る』に懸けた想い

Entame Plex / 2016年6月17日 16時13分



――例えば、ひかりのどんな部分に共感できますか?

「自分が“これだ!”と思ったものは曲げない、頑固なところは自分と似ているかもしれないです。ひかりも自分がこうと思ったら、そのまま信じて疑わずに突っ走っちゃう性格で……、結構私もそういう行動的なタイプですね。仕事のときは周りの意見とか話を聞くようにしていますけど、プライベートだとこうと決めたら周りの声とかほぼ聞かないと思います(苦笑)」

――『朝が来る』では、不妊症、特別養子縁組などとてもデリケートな問題が描かれています。川島さんの年代だとまだそれほどピンとこない問題かもしれませんが、原作や台本を読んだ感想は?

「確かに、私自身とはほど遠い世界と感じていた部分はありますが、原作や台本を読んでみて意外に身近な問題なのかなと思いました。そういう環境や問題を抱えているからといって決して幸せじゃないという訳じゃないですし。いろんな想いをして頑張って手に入れた幸せだからこそ、すごく大切にしているんだなって感じました。実際にドラマを観ていただければ分かると思いますが、栗原家は普通の家よりも本当に幸せなんじゃないかと思うくらい理想の家族です。でも、そう見えて、過去に闇を抱えていたり、養子のこととか、いろんな問題を乗り越えて今の幸せを手に入れて、家庭を築いてきたんです。だから偏見の目で見るのはよくないと思いました」

――そういう意味では、ひかりは栗原家と間逆ですよね。ひかりはどんなイメージでしたか?

「20歳にしてこんなにたくさんの経験をして信じ難い人生だなと思いました。つらいことや孤独と闘いながら生きている子ってどんな感じなんだろうって。だから、自分よりももっと精神的に強い女性なんだろうなと思いました。でもその反面、弱い部分がさらけ出せなくてつらいんじゃないかなと想像していました」



――主演の安田成美さんとは初共演でしたが、会う前のイメージと実際に現場で会った印象はどうでした?

「ものすごく優しそうな方だなというイメージでしたが、現場では想像していた以上に優しかったです。ちょっとお茶目なところもあって、こんなお母さんがいたらきっとみんなに自慢したくなるだろうなって思いましたね」

――その安田さん演じる佐都子に対して、「私が産んだ子供を返してください」というひかりの衝撃的な一言から物語が大きく動き出すわけですが……。

「その台詞だけ聞くと、ひかりはものすごく悪くて自分勝手な子って感じですけど、彼女なりの決意があっての台詞なので……、私はその先の展開を知っているからこそ、この台詞への思い入れがとても強かったです」

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください