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GACKTがツアーファイナルで10分以上観客へレスポンスを求めたワケとは

Entame Plex / 2016年7月14日 19時16分

 GACKTがツアーファイナルで10分以上観客へレスポンスを求めたワケとは

GACKTがツアーファイナルで10分以上観客へレスポンスを求めたワケとは

GACKTの「GACKT WORLD TOUR 2016 LAST VISUALIVE 最期ノ月 -LAST MOON- supported by Nestlé」のツアーファイナル公演が3日、埼玉・さいたまスーパーアリーナにて開催された。

3月から数えて42回目の公演となるこのワールドツアー2016。GACKTは最後にどんなステージを見せてくれるのか。いよいよ開演すると、最初にGACKTが原案から脚本・演出・主演・音楽までを手掛ける舞台「MOON SAGA -義経秘伝-」 の映像がスタート。源義経を演じるGACKTの美しさに観客も息を飲む。

この公演は「MOON SAGA -義経秘伝-」の物語がベースとなり、幕間に義経の人生をなぞっていくこととなる。圧倒的な映像美やワイヤーアクションを使用した殺陣など、まるで1本の映画を見ているようだ。

さて、初めの映像が終わるとステージの幕が開き、GACKTはアルバム「LAST MOON」のイメージビジュアル姿そのままに登場し、「ARROW」「花も散ゆ」「RETURNER ~闇の終焉~」「RIDE OR DIE」「暁月夜 -DAY BREAKERS-」を続けて熱唱した。アッパーなナンバーの連続に観客は総立ちだ。



続いての第2部では、公家装束に身を包んだGACKTが漆黒の従者物ノ怪を引き連れ、「泡沫の夢」「斬 ~ZAN~」「傀儡が如く」「揺籃歌 -LULLING-」で、観客の視線を釘付けにした。



「ボクを壊してくれ」「ボクを許してくれ」。そう叫ぶGACKTの姿が一瞬、義経に重なる。



第3部は空気をガラリと変えて、ダークな世界観から明るい雰囲気に。GACKTは上半身裸に赤いジャケットのロックスターな出で立ちで見事なシックスパックを披露した。「ONE MORE KISS」「MIRROR」を歌うなか、ここからGACKTは徹底的に観客へレスポンスを求める。その時間は10分以上! どれほどファンが声を振り絞ろうと、GACKTが「聞こえませーん!」と、何度も声を要求する姿は異様に見えた。

しかし、これはGACKTがこの日にどれほどの思いで挑んでいるかの現れだった。GACKTは幾度となく「今日がファイナルだぞ!」「最後なんだぞ!!」と叫び、自身と観客を限界に追い込もうとする。この試みは成功したようだ。会場は一体となり、歓声でさいたまスーパーアリーナが揺れる。比喩表現ではなく、本当に揺れたのだ。

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