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朝ドラ『べっぴんさん』ヒロイン・芳根京子インタビュー! 「“思いを込めて”大切に丁寧に演じたい」

Entame Plex / 2016年10月3日 5時0分



――先日の記者会見では、夏休みの自由研究でおばあさんと一緒にお裁縫をした思い出を語っていましたが、おばあさんが裁縫で作ってくれたもので一番“べっぴん”だなと心に残っているものはありますか?

「祖母は、手芸が大好きでお裁縫の先生をやっていたんですけど、一番感動したのはベッドカバーですね。すごく大きなベッドカバーだったんですが、パッチワークで全部手縫いで作ってくれて。はじめは大切にするあまり使えなくて壁にかけて飾っていました。でも、2年前に亡くなってしまってからは使うほうが良いのかなと思うようになって、今は東京の家で毎日かけて使っています」

――結婚、出産、戦争など、演じたすみれは芳根さん自身、経験のないことも多かったと思いますが、演じる上での苦労などはありました?

「わたしは今19歳なんですが、その時代の出来事は授業で習ったことぐらいしか知識がなくて、どうしようかとすごく悩みました。それを知ってか、クランクインする前に監督から『祖父母の年表を作ってきてほしい』と宿題が出て。一緒に住んでいる祖母に、生まれたときから東京に出てきたときのこと、戦争が始まったときにはどういう生活をしていて、どういう気持ちだったのかなど、こういう話を聞く機会も今思うとなかなかないことだったので、昔話を聞くような感覚ですごく細かく聞いたりメモを取りました。その祖母の年表を通して、時代が見えてきたような気がしましたし、そこからは写真を見たり本を読んだりして、どういう時代背景だったのかなど自分に蓄積していきました。今も撮影をしながら、とにかく自分で集められる情報を集めたり、いろんなところに足を運んで見たり聞いたりするようにしています」



――赤ちゃんをあやすシーンなどは大変でした?

「赤ちゃんから幼少期までのすみれの娘役を演じる子が何人かいるので、クランクインする前に会える場を設けてくださったんです。『この子が初代のあなたの娘で、この子が二代目の娘です』といった感じで(笑)。三代目の子までくるともう2歳くらいで結構大きかったり。今まで赤ちゃんと触れ合う機会がほとんどなかったので、小さい子を目の当たりにして“この子の笑顔を守りたい”とか“この子が幸せでいてくれたらこんなに幸せな気持ちになれるんだ”とか、そういった母としての感情が芽生えるんだなということが感じられて、こうした機会があってすごくありがたかったです」

――すみれを演じて母性を感じたり、理想の母親像などは感じました?

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