1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

朝ドラ『べっぴんさん』ヒロイン・芳根京子インタビュー! 「“思いを込めて”大切に丁寧に演じたい」

Entame Plex / 2016年10月3日 5時0分

「出産のシーンは、小さな赤ちゃんが実際に隣にいるなかでのお芝居だったんですけど、人形でリハーサルをしたときから大号泣しちゃって……。それを周りで見ていた皆さんは『人形なのにそこまで泣く!?』みたいに大笑いされて、監督からも『どこからどう見たって人形なんだから泣くな!』って(苦笑)。本番では本当に産んだわけではないのに、隣にいる赤ちゃんを見て自然と涙がこぼれてきて自分でも不思議な気持ちになりました。“自分のこと、まだ全然子どもだと思っていたけど、母親のような気持ちが自分にもあるんだ”ってそのときに気付かされましたね。もし、自分の子どもが産まれたら泣きすぎて脱水症状で消えてしまうんじゃないかと思うくらいで(笑)。子どもが大好きなので、将来的には絶対ほしいなと思います。自分の中でいろいろと勝手な想像をしちゃいますね」



――菅野美穂さん演じる母親のはなが第1週で亡くなり、語り手として出演されます。菅野さんの語りは、すみれのことを天国からずっと見守ってくれているようですね。

「1週目ではなさんが亡くなったときに、菅野さんの語りで“亡くなった人はずっと見守り続けられる”という言葉がものすごく嬉しくて……。すみれ自身がその言葉を直接聞いたわけじゃないですけど、何があってもお母様がちゃんと見ていてくれているっていうのをいつも感じていると思うんです。もちろん台本にもナレーションが書いてあるんですけど、読んでいるだけなのに菅野さんの声が聞こえてくるような気がしたり、菅野さんの語りを頭で想像するだけで涙が出てきちゃいますね」

――いないけど励ましの声が聞こえるというか、きっとすみれの心の中で母親はずっと生きているんでしょうね。

「はじめの章ではお母様の写真を見ているシーンが多くて、1週目にお母様の写真に向かって“行って来ます!”というシーンがあったんですけど、そこでもう泣きそうになっちゃって……。でも、それを見た演出の方から『いやいや、お母さんが亡くなってかなり月日が経ってるから! 京子ちゃんはこのシーンが初めてかもしれないけど、すみれ的には月日が経ってしまってるんだから毎朝泣いてたらおかしいでしょ』って(笑)。菅野さんのあのやさしい包まれるような声とか、やさしかったお母様の笑顔とかいろんなものが重なって、いつも涙がとまらなくなるんですよね(苦笑)」



――今回、主題歌(「ヒカリノアトリエ」)はMr.Childrenさんが担当されていますが、曲を聴いたときの感想は?

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください