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本田翼&山本美月インタビュー! 映画『少女』で魅せた女優としての新たな一面

Entame Plex / 2016年10月18日 19時50分

本田「わたしは高校生のころ結構一匹狼タイプだったので、演じた由紀のように孤立しようとして孤立しているわけじゃないあの感じがとても分かるし、不器用だったりするところもあって共感する部分もありました。でも、わたしは“死ぬ瞬間を見てみたい”と思ったことはないですけど、何かを知りたいと思ったら動き出してしまうところや大切な親友を想う気持ちとか、自分に近いと思うところもあるなって」

山本「わたしはモデルのイメージが強いのか、明るい感じの女の子や女性に嫌われそうなブリッ子な役をいただくことが多いんですけど、そういう雰囲気の役よりもむしろ敦子のほうが自分に近いなと感じます」

――例えばどんなところでしょう?

山本「高校時代には仲のいい友達に執着したりもしていましたし、周りの目を気にしていた部分もあったり……どちらかというとよく演じるキャラクターよりも、自分では敦子のほうが近いかなという気がします」

――自分に近い役というのは、演じやすいですか? それとも演じにくい?

山本「近いといっても別の人格なので、それはどの役をやる演じるときも一緒かなぁ」

本田「明るい女の子役も今回の由紀のような女の子も自分に近いから、わたしは毎回苦労しちゃってますね」

――印象に残っているシーンはありますか?

山本「作品自体がすごく重たいですけど、全編通して好きですね。役作りとしては剣道や潜水の練習をしました。なかでも疾走するシーンはキツかったです。本当は、倍の倍の倍ぐらい走ったんですけど、それはカットされていて(笑)」

本田「ホントきれいにまとまってたよね(笑)」

山本「精神的な面だと敦子はすごく感情の起伏が激しい子なので、最初に感情をガッと出すところが保健室でのシーンだったんですけど、あのシーンはかなり不安で三島(有紀子)監督に寄り添ってもらって、何とか演じることができました。『ヨル(夜)の綱渡り』を読むシーンでは、稲垣(吾郎)さんがずっと付き添ってくれて、時間をかけてじっくりと撮っていただきました」

――本田さんはどうですか?

本田「わたしはモデルルームのシーンですね。あの怒涛の流れは一生経験することないんじゃないかなって……」

山本「わたし、あのシーン“キャーッ!”ってドキドキしながら見てたよ(笑)」

本田「でしょ~!? わたしずっと鳥肌立ってたもん(苦笑)」

山本「翼ちゃん、際どいシーンも多かったもんね」

本田「ラブホテルのシーンも……」

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