1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

本田翼&山本美月インタビュー! 映画『少女』で魅せた女優としての新たな一面

Entame Plex / 2016年10月18日 19時50分

本田「美月ちゃんの言う通り、17歳のときだと演じきれなかったと思う。客観的に自分が17歳だったころを思い出したりして役に投影できるのは、今の年齢になって演じるからこそなのかなって」



――そんな17歳という女性の一番難しい年ごろを描く上で、今回は女性監督ということで湊さんの原作の世界観が女性ならではの目線でしっかりと反映された作品になっていますね。

山本「この作品は、女性の監督が作ったというそのものが詰まっていると思います。現場での距離感も女性同士ということもあって、体が触れ合うくらいに隣で寄り添ってくれて。催眠術をかけるかのようにいろいろと話してくれました。その距離感って女性の監督ならではですし、男性の監督にそんなにひっつかれたら“ちょっと……”って思っちゃう(笑)。衣裳に関しても女性ならではのこだわりをすごく感じましたね」

本田「今回の作品は女性監督だったからこそ、より説得力が増した部分も多々あったんじゃないかと思います」

――演じる上で心がけていることはありますか?

山本「監督の要望に100で応えたいという気持ちを持っていつも臨んでいます。今回の作品は特に今まで演じたことのない役柄だったので、これを演じきったら“もっと世界が広がるかも”“また魅力的な役柄に出逢えるかもしれない”っていう気持ちがありました。湊かなえさんの素敵な作品でとても大切な役をいただいたので、“これはやりきらなきゃ!”と」

本田「今まで演じたことのない役柄だっただけに、気持ちは燃えましたけどかなり悩みました。限られた時間の中での撮影ですが、自分の中で“今のはどうかな……ちょっと違うよな” と感じたら、監督に“もう1回いいですか?”って素直に言いました。手応えってなんなのかいまだによく分からないですけど、毎回体当たりでやっています」



――2人とも女優として多くの作品を経験されて、成長した部分も感じているのでは?

山本「最初は自分のことでいっぱいいっぱいだったんですけど、スタッフさん元気ないなとか、少しずつですけど周りが見えるようになってきて……、でも逆に周りが見えるようになってきたからこそ緊張することもあって。主演をさせていただく機会も増えてきて、自分のことを周りからはどういう風に見られているのか、自分はしっかり主役を張れているのか、みんな楽しく現場に来れているのかとか、みんなのことが心配になっちゃう部分も増えて……。でもこの作品を乗り越えたらもう少し成長できるのかなと感じています」

本田「わたしも女優の仕事を始めた時期が美月ちゃんと結構近いんですけど、始めたばかりのころはとにかく怖かったし、自分がうまく出来ているのかもよく分からず、ただがむしゃらに突っ走ってきました。今は少し落ち着いて周りが見えるようになってきましたが、お芝居だけじゃなく、立ち振る舞い方やスタッフさんへの気配りとか、考えなきゃいけないことや頑張らないといけないことがたくさんあって……。今も課題はどんどんと増えてばかりです(苦笑)」

映画『少女』は、全国公開中!

© 2016「少女」製作委員会

Photo by 竹内洋平

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください