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飯豊まりえインタビュー! もがき苦しんだ『暗黒女子』

Entame Plex / 2017年4月1日 11時0分

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飯豊まりえインタビュー! もがき苦しんだ『暗黒女子』

4月1日(土)エイプリルフール、後味が最悪な結末がハマる“イヤミス”界に新たな旋風を巻き起こした秋吉理香子の小説を実写映画化した『暗黒女子』が遂に公開を迎えた。本作は、W主演を務める清水富美加と飯豊まりえをはじめ、清野菜名、平祐奈、玉城ティナ、小島梨里杏といった6人の若手演技派女優が華麗で壮絶なダマし合いを繰り広げる。

物語の舞台・聖母マリア女子高等学院の経営者の娘で、全校生徒の憧れの的だったマドンナ・白石いつみ(飯豊)が校舎の屋上から落下し謎の死を遂げる。自殺か他殺かそれとも事故なのか……観る者すべての予測をブチ壊す驚愕のラスト24分で巻き起こる怒涛の結末とは――。

難役のいつみを見事に演じ切り「一生忘れることのない作品になった」と、胸を張るのは飯豊まりえ。しかし、その心境に至ったのはクランクアップを迎えてからのことで、現場では時には逃げ出したくなるほどもがき苦しんだことを明かしてくれた。そんな彼女に、いつみ役を演じて感じたことや本作の見どころについて、話を聞いた。



――原作や脚本を読んだときの印象はどうでした?

「ミステリー小説を手にしたのが初めてだったんですけど、すごく読みやすくて“秋吉(理香子)さんスゴい!”って思いました。“こういう子、絶対にいる!”って共感できる部分に多面性を現していたところが面白くて一気に読んでしまいました。台本を読んだとき、 “え~っ!? それをやられちゃったら……”って、これは(観る人みんな)ラストで騙されるだろうと思いました」

――今回初のミステリーでしかも“イヤミス”と称されるジャンルでしたが。

「ストーリーがすごく面白いぶん、演じるのはものすごく大変でした。これは私が頑張らないと全然怖くなくなっちゃうんじゃないか……とすごくプレッシャーを感じていました。でも高校生時代の根拠のない無敵感も描かれていたので、そこを武器にしてやろうと自分が学生だった頃のことを思い出しながら演じました」

――飯豊さん自身が高校生のときもその“根拠のない無敵感”というのは感じてました?

「すごくありました。でも今思うとあのときの無敵感って何だったんだろうって。大人じゃないけど、かといって子どもでもないし、“今しかない”“何でもできる”という感覚もあって、大人と話すのも全然怖くなかったですね。でも、この作品に携わってからは“何を考えているんだろう?”って逆に高校生と話すのがすごく怖くなっちゃって(笑)。多面性は誰しも持っていると思うんですけど、それを前面に出しているのが高校生なのかなって……。そういう怖さや危なさも表現して、絶対に面白い作品にしようと全力で臨みました」

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