優香、母の顔を覗かせた映画『ブルーハーツが聴こえる』
Entame Plex / 2017年4月10日 12時0分
清水監督は、「(優香が)結婚前なのでどうやってお母さんになって貰うかにやはり気を使いました。優香さんはすんなりと、とってもいい母親役を演じてくれた」と今作の演出について話してくれた。
清水監督は、「少年の詩」を選んだ理由について「いくつか迷った曲はありました。でも他の監督と被らないかなとか…色々考えました。意識しないで選曲していいですとプロデューサーから言われたんですが、6人の監督が見事に被らなかったんです。だいぶ経ってから他の監督の作品を観たのですが、びっくりするぐらいそれぞれテイストが違うんです。本当面白いなと思いました。僕も久しぶりにホラーではないですし……」と答えた。
本作のロケ地が自身の地元群馬県前橋を選んだことについて、清水監督は「学校も母校を使いましたし、ヒーローショーの観客(エキストラ)もほとんど知り合いなんです。初めて自分の地元で撮りたいなと思って前橋の色々な方が協力して下さったんです。」と、その思いを語った。
劇中には戦隊ヒーロー、ボンバー仮面が登場しており、清水監督が少年時代に憧れていたヒーローを投影させた内容に。
時代背景にとてもこだわりがあるという本作について清水監督は、「1987年はブルーハーツがメジャーデビューした年なんです。その当時は僕ももう高校生だったので、その当時の子供はどんなんだったのかなとか、CMはどんなものがやっていたんだろうとか調べながら細部にこだわりました」と語った。
最後に、優香は「ホラーの清水監督が描いたまた違う素敵な作品です。是非皆さん御覧になって下さい。」と伝え、内川は「お足元の悪い中本日はお越し頂きありがとうございます。沢山の方々が応援して下さったこの映画が皆さんに伝わって欲しいです。」と大人顔負けの挨拶を見せた。そして清水監督からは、「ブルーハーツの曲が好きでこの作品を作りました。色々大変な思いもしましたが、有難うございますと全国の方々に伝えたいです。少し泣きそうです。」と本作品への熱い思いを語り、舞台挨拶は終了した。
映画『ブルーハーツが聴こえる』は、新宿バルト9ほか全国公開中!
©TOTSU、Solid Feature、WONDERHEAD/DAIZ、SHAIKER、BBmedia、geek sigh
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