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映画ソムリエ絶賛! デートの誘いに最適な映画とは?

Entame Plex / 2017年4月13日 17時0分



東「ネットで堂平山を検索すると『SAO』って出てきますから」

川原「でも、デートムービー的な要素をうまく取り入れることができたのは伊藤(智彦)監督のおかげです。あの人、最近結婚して“リア充オーラ”がすごいから。独身時代の監督ならここまでラブラブ感を出せなかったと思います(笑)。完全にやっかみですけどね!」

東「ひどい……(笑)。ヒロインであるアスナのモデルっているんでしょうか?」



川原「『SAO』を書き始めたのは、まだ僕が20代の頃で。当時の僕が思いつける限りの“いい女”感を一生懸命書いたんですけど、とにかくいっぱいいっぱいでモデルさんを考える余裕がなかったですね。うーん……誰かと言われれば栗山千明さんの要素は少し入っていると思います。昔からすごく好きで」

東「ちなみに、私がアスナをいいなって思うのは、守ってもらうヒロインじゃなくて強くて自分を持っているからです」

川原「なるほど。そういえば、アメリカでは“守られるだけのヒロイン”って許されないんです。TVアニメシリーズ第1期の途中では、アスナが悪いやつに囚われの身になってキリトが助けに行く流れになりますが、アメリカの記者さんから『これは男性優位主義的だ』って指摘されました。なるほど、ポリティカリィ・コレクト(政治的に正しい)じゃなかったなって」

東「そんなことが!」

川原「それに、そういった意味ではキリトくんの“ハーレム感”が欧米ではキツいらしいです」

東「キツい? モテモテ主人公はダメってことですか?」



川原「日本のラノベやアニメは、女性たちの気持ちが主人公ばかりに向いているケースが多いですよね。それは国際的に通用しない感覚なんです。世界に売り込むにあたって、その辺りは最大のハードルになっていくんじゃないかって」

東「はっきりと言われたことも?」

川原「はい。Twitterとかで『キリトは早くその問題を解決すべきだ』と言われました(笑)」

東「“問題”って扱いなんですね。この劇場作品をどんな人に見てもらいたいですか?」

川原「コンセプトとして、客層をしぼることはやめようって。なるべく多くの方に観ていただけるものが作りたかった。どうやら、お客さんのなかには、ご年配の方もいるらしくて。とても嬉しいですね」

東「今回声優として神田沙也加さんや井上芳雄さん、鹿賀丈史さんが参加されていますよね。最近では女優や俳優が声優を務めることも多いですが、どのように感じますか?」

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