1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

平井堅、宙づりにファン大興奮

Entame Plex / 2017年4月21日 9時30分

オリジナル以上の激しさと粗さが施されたアレンジは、思わず、平井のコンサート会場にいるのを忘れてしまうほどユニークなものだった。

そのインタールードが終了すると、真っ暗なステージ中央にすーっと平井がせり上がってくるやいなや、「告白」のイントロが始まった。



誰もが心のどこかに持つ闇、絕望を徹底的に歌い上げたこの曲は、真っ黒なケープに身を包んだ平井のスタイリングがさらなる不気味さをかもし出していたが、直後は一転。披露されたのは、クレディセゾンTVCMソングとしてオンエア中の新曲であり、大好きな“君”のことをやさしく、あたたかく歌った「ほっ」だった。しかも、ステージを下りて、歩いて移動したフロア中央の小さなサブステージで歌ったのである。

そこには平井がいるというだけで、特別な演出はない。“2017 Special Live !!「THE STILL LIFE」”は、あらゆる角度から平井の魅力を伝える構成となっているのだ。

平井がより身近に感じられるサブステージでのパフォーマンスは続く。

最近のライブでは完全に定番化した「リクエストコーナー」も行われた。選ばれたラッキーな観客が、自分が歌ってほしい平井のナンバーを要望できるだけでなく、平井としばしのトークが楽しめる人気企画で、この日は「Love Love Love」と「PAUL」がリクエストされた。

そして「Plus One」を歌い始めると平井は再び歩いてメインステージへ戻り、この曲と「somebody’s girl」を、これまた再びステージに登場した4人のダンサーとともにパフォーマンス。いうまでもなくサブステージとはまったく違う演出で、とにかく、今回の平井のライブはまるでジェットコースターに乗っているかのようなおもしろさ、スリルがあるのだ。

一方、今回に限ったことでなく、平井のライブで必ず楽しめることがあって、それは、CDでは打ち込みのトラックをバックに歌った曲は、ステージでは必ず生演奏で披露するということで、当然、CDとはまったく異なった響きとなる。たとえば「Missionary」がそれで、平井のバックを長年務めるメンバーとあって息はぴったり。タイトな演奏で見事に決めた。

また、ヒット曲や代表曲、もっというと、観客が歌ってほしいと願うナンバーで畳み掛け、その日のライブを最高潮へと導く終盤の構成もお馴染みである。



「君の好きなとこ」「かわいいの妖怪」に続く「POP STAR」では、初となる宙吊りパフォーマンスで万人を驚かせた。ワイヤーに吊られた平井が再びサブステージへ移動し、そして「KISS OF LIFE」でもう一度高く宙を舞いながら熱唱するポップスターの姿に観客は大喜び。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください