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平井堅、七夕恒例の「Ken’s Bar」浴衣姿で熱唱

Entame Plex / 2017年7月10日 9時20分

 平井堅、七夕恒例の「Ken’s Bar」浴衣姿で熱唱

平井堅、七夕恒例の「Ken’s Bar」浴衣姿で熱唱

平井堅が7月7日・8日の2日間にわたり、七夕の恒例行事となっているアコースティック型式のコンセプトライブ「Ken’s Bar」を山梨・河口湖ステラシアターで開催した。

この会場は開閉式の古代ローマ劇場に似た半円形の野外音楽堂。豊かな緑に囲まれているということに加え、ステージ背後の富士山を望むことができる抜群のロケーションで、屋外での「Ken’s Bar」は2013年7月6日・7日の沖縄・宜野湾海浜公園屋外劇場公演以来4年ぶり、そして河口湖ステラシアターでは2009年7月7日以来8年ぶりの開催となった。

今回のセットは七夕開催ということで、ステージの上はもちろんのこと、その両側と後方に笹の木や竹を装飾した七夕仕様。そこへ、夏仕様の浴衣姿で登場した平井堅が最初に披露したのは「およげ!たいやきくん」。450万枚超という、日本でもっとも売れたシングルとして知られる子門真人の作品をウッドベースだけをバックに歌うという斬新なアレンジでいきなり観客を驚かせた。

続いて自身の名バラード「LIFE is...」をしっとりと歌い上げると、「今日は七夕ということで、私、歌う彦麻呂が彦星としてこの七夕に負けないぐらいロマンティックな夜にしようと、これからどんどん暮れていい感じになっていくと思うんですけど、最後までよろしく! 河口湖Boys&Girls !!」と挨拶。

また、「音楽と風を楽しんでいただけたらと思います」というMCは屋外公演ならではのもので、事実、最後まで心地よい風を肌で感じながら平井堅の歌声を堪能することができたライブであった。



3曲目は「僕も大好きな3人組の歌です」といって始まったPerfumeの「ナチュラルに恋して」。エレクトロなダンスナンバーを、今度はアコースティックギターだけをバックに歌うというアレンジだった。「Ken’s Bar」では邦楽、洋楽問わず、平井お気に入りの楽曲のカバーが必ず披露されるが、その選曲とアレンジはいつだってユニークさと意外性を兼ね備えたものだったりする。

また、最近の平井のライブで完全に定着した「リクエストコーナー」もユニークさと意外性を兼ね備えたものとなっている。選ばれたラッキーな観客が自分の歌ってほしい平井堅のナンバーをリクエストすることができるという趣旨の企画で、だから、なにが歌われるのか、なにを歌うのかが始まるまでは誰にもわからないスリリングさが「リクエストコーナー」にはあるのだ。ちなみに、初日の公演では「キャッチボール」と「バイマイメロディー」、2日目は「style」と「美しい人」が披露された。

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