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世の中は働き方改革、一方家庭の家事分担の実態は…?

Entame Plex / 2018年6月26日 13時40分

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世の中は働き方改革、一方家庭の家事分担の実態は…?

株式会社ハークスレイが運営する持ち帰り弁当事業のパイオニア「ほっかほっか亭」は、、2018年5月16日~20日の期間において、30~50代の働く共働き家庭の男女500名を対象に「働き方改革と家庭生活の変化」に関する意識調査を実施。このたび、そのアンケート結果が発表されました。



調査の結果、実に3人に1人が、「最近平日家にいる時間が増えている実感がある」(「とても増えているように感じる」「やや増えているように感じる」)と回答。



そこで「家に早く帰れるようになったきっかけ」を聞くと、女性の場合「働き方改革を受けて職場から指示があった」(22.7%)が最も多い結果に。その他の働き方改革に関係すると思われる項目を合計すると 36.4%と、「働き方改革」によって、家にいる時間が増える機会が増えている傾向にあることがわかりました。



働き方改革によって、残業が減ったという声をよく耳にするようになった一方で、「家事」の実態はどうなのか…。「最近家事の量が増えた」と回答した人(「とても増えた」「やや増えた」」)が32.0%と、働く人の3人に1人にのぼり、「変わらない」という回答は、過半数を越える55.2%という結果に。忙しい共働き世帯にとって、家事は重い負担としてのしかかっているようです。

共働き世帯において、夫婦の家事分担の割合を聞いてみたところ、平均で妻の74.9%に対して夫は25.1%という結果に。共働きでありつつも、妻が夫に比べて3倍の家事をこなしているという圧倒的に不平等な状態が浮き彫りとなりました。

その結果、夫婦間の家事分担について、妻は49.2%と半数近くもの人が不満に感じていて、夫の不満20.0%と比較して、男女間の満足度に大きな乖離が。世代別に、「配偶者にもっと家事分担してもらいたいか」を聞いたところ、「思う」と回答した人で世代毎に顕著が見られ、30代は42.1%、40代は32.9%、50代は25.0%と、年代が上がるにつれて家事分担してほしいという割合が少なくなってくることが判明しました。

実際に家事残業は分担することで解決されるのかを探るべく、夫もしくは妻に家事を頼んだことで後悔した経験、自分が家事をしたことで注意されたことはあるかどうか聞いてみたところ、「ある」と回答した人は約半数。根本的な解決になっているとは言いがたい結果となりました。

後悔した経験について詳しく聞いてみると、女性側の意見として「主人に食器洗いをしてもらったところ、きちんと洗われておらず、最終的に私が洗った」(38歳女性)、「料理をさせても掃除をさせても結局やり直しする羽目になる」(41歳女性)など夫に家事を頼んでも、自分が思うようにはうまくいかず、結局のところ自分でやり直した、という意見が多く目立ち、二度手間が発生してしまっていることが判明しました。
ほかにも、注意されたと回答した男性側の意見では「良かれと思ってやったことが配偶者のやり方と違ったりしたことで、感謝されるどころか小言を言われてしまうことが多々ある」(44歳男性)、「いつもと違うやり方だと小言を言われる」(44歳男性)と良かれと思って家事を行ったことに対し、妻から不満を口に出されるという悪循環な実態が浮き彫りとなりました。一生懸命がんばっても、むしろ「こんなこともできないの?」と責められてしまうなど、お互いのコミュニケーションが不足している実態が見て取れる結果となりました。

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