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COS、無数の布が揺れる純白の洞窟をミラノサローネに出展

FASHION HEADLINE / 2015年4月17日 19時0分

「コス」と現代アーティストの「スナーキテクチャー」がコラボしたインスタレーション

コス(COS)が、ニューヨークで活動する建築現代アーティストの「スナーキテクチャー(Snarkitecture)」とコラボレーションし、ミラノサローネでインスタレーションを発表した。

スナーキテクチャーはアレックス・ムストネン(Alex Mustonen)とダニエル・アーシャム(Daniel Arsham)によるユニット。“重要でないものを排除し、見る人が体験することによって得られるものを重視する”というコンセプトの元、アートと建築の間を行き来しながら、様々な空間・オブジェを発表してきた。14年には「カルバン・クライン(Calvin Klein)」とコラボし、ニューヨーク・マディソンアベニューにある旗艦店のウインドーディスプレイを手掛けている。

COSにとってミラノサローネへは4回目の出展となる本作は、“驚き(WONDER)”“リラックス(RELAX)”“探検(EXPLORE)”という三つの要素を観る者に提供することがコンセプト。今まで固体を掘削し、洞窟を作って来たが、透明な素材を無数の帯状にカットし、それを天井から吊り下げることで別のアプローチから洞窟を完成させた。

今回の展示についてスナーキテクチャーは「私達はこのインスタレーションを多くの方々に体験していただけることを楽しみにしています。最後に通る空間は静けさと驚きの要素を持っており、それを見ることで再度来場していただけることを願っています。変化し続ける空間や動く光によって、見る度に違った体験をしていただけることと思います」と話している。

一方、COSメンズデザインの責任者であるマーティン・アンダーソンは「デザイン界全体からインスピレーションを得ている私達のようなブランドにとって、アートや建築との融合を計ってくれるクリエーターとのコラボレーションは、とてもエキサイティングで新鮮に感じました」とコメント。

また、ウィメンズデザインの責任者であるカリン・グスタフソンは「COSのアイテムを使用しなくても、スナーキテクチャーは独特のシンプルさと思いもよらない表現方法によって、ブランドの世界観を見事に表現してくれました」と話している。

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