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フェンディ「バッグ バグズ」がアームチェアに変身。ミラノサローネに芸術家とのコラボアートを出展

FASHION HEADLINE / 2015年4月20日 21時0分

アート作品「アームチェア・オブ・サウザンド・アイズ」

ミラノサローネ国際家具見本市で、「フェンディ(FENDI)」のアイコン「バッグ バグズ」とカンパーナ兄弟がコラボしたアート作品「アームチェア・オブ・サウザンド・アイズ」が発表された。

フェルディナンド・カンパーナとウンベルト・カンパーナの兄弟は、ブラジル出身ならではの感性を生かした色彩、ミクスチャー、創造的なカオス、シンプルなアウトプットを個性とする家具デザイナー。“変容”と“再改革”をコンセプトとしながら、これまでに身近な素材にレアリティを与えるような作品を発表してきた。

また98年にはニューヨークのMOMAで初の国際展を開催。07年にはマルセイユ国立バレエ・メタモルフォーゼ・ショーのセットやコスチュームを、08年にはミュージカル「ピーターとオオカミ」の背景を手掛けた。これらの活動が評価され、08年にはデザイン・マイアミから「デザイナー・オブ・ザ・イヤー賞」を、12年には「デザイナーズ・オブ・ザ・イヤー・メゾン&オブジェ」賞を受賞している。

今回発表された作品の制作にあたり、フェンディの工房では職人たちが様々なサイズ、色、表情の「バッグ バグズ」を作成。鮮やかに着色されたヤギ、モンゴリアンラム、ムートン、ラビットなど、多彩なファーを使用し、100点を超えるバリエーションを生み出した。その一方でカンパーナ兄弟は、自身の代表作「バンケット・チェア」を、金メッキ真鍮によって加工。分解したバッグ バグズを一つひとつ手作業で縫い付け、世界に一つだけのユニークなアームチェアへと再構築している。

今回のコラボについて、ウンベルト・カンパーナは「バッグ バグズ、つまり、フェンディのあの小さなモンスターチャームを初めて目にしたとき、キャッチ―な椅子を作るのにぴったりだと思いました」と話している。

一方、フェンディのクリエイティブディレクター、シルヴィア・フェンディ(Silvia Fendi)は「カンパーナ兄弟のことは数年前から知っていて、ずっと関心をよせていました。私達には創造性を追求する情熱と、ブラジルへの愛という共通点があります。それは私にとって、バッグ バグズのインスピレーションの源にもなりました」とコメントした。

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