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日仏最高峰の味覚がワンプレートに!一夜限りのコラボディナーをアランデュカスで味わう【Paris Report--3/5】

FASHION HEADLINE / 2016年7月15日 16時0分

Collection Haute Cuisine

パリを訪れるなら、一度は足を踏み入れてみたいメゾンの心髄でもあるアトリエや、貴重なアーカイブを展示する特別な場所。そんなスペシャルな場所を巡り、五感で感じることが出来るラグジュアリーなパリツアーのレポート。


今回の旅のメインイベントの一つ、日仏融合のガラ・ディナー。その名も“Collection Haute Cuisine”。ファッションの頂点オートクチュールになぞらえ、両国の食文化を支える料理人が、厳選した素材を使って特別な一皿を提供する、一夜限りのコラボレーションディナーです。

これを主催したのは「this is japan」を企業メッセージに掲げ、国内外に日本文化の発信を続けてきた三越伊勢丹。日仏を代表する料理人が集った、特別な晩餐会の様子をお届けします。

■3星レストラン アラン・デュカスで一夜限りの味覚を味わう

舞台はパリの最高級パレスホテルであるプラザ・アテネ内の3つ星レストラン、アラン・デュカス。この特別な内容を味わうことのできる、わずか60名の招待客が席に揃い、スペシャルディナーがいよいよ始まります。



フランス代表は、アラン・デュカス氏とそのチーム。日本からは、青柳・京都吉兆・天一・とらやの老舗4軒を代表する料理人が、この日の為に集結しました。フランスの旬な食材を使用した和食と、和の要素を取り入れたフランス料理が、前菜からデザートに至るまで交互にサーブされていきます。

まず一皿目の前菜は、「青柳」による「平目の刃たたきと文箱八寸」。そして「アラン・デュカス」による「ル・ピュイ産緑レンズ豆とキャビア、ウナギのジュレ」。二皿目は 、「京都吉兆」による「昆布〆スズキの炭火焼き」に、「アラン・デュカス」による「アンジュ産キヌア アーティチョークのポワヴラード」が続きます。

日本人シェフによる料理は、食感や食材そのものの味を大切にする日本料理をまさに表現する、繊細な歯触りや出汁の香り、炭火の香ばしさを感じる一皿。

そして日仏のマリアージュは食事に欠かせないお酒でも。ソムリエが選びぬいたワインは和食と共に、フランス料理には日本酒を合わせていただきます。その驚くべきマッチングは、日仏料理の親和性と更なる可能性を広げてくれるものでした。

魚料理は「天一」による「季節野菜の天ぷら」と、「アラン・デュカス」の「ガスコーニュ産平目、アンディーブ、ウニのバターミルク」。今回天一は日本と同じ味を味わってほしいと、小麦粉、油、鍋まで持参されたそう。揚げたてのふわりとした繊細な天ぷらを食す幸せは、フランス人にも十分伝わったことでしょう。厨房からは次々と芸術作品のような皿が運ばれ、料理の美しさ、その美味しさに、テーブルの会話も止まりません。フランスチームが届ける「和牛」の一皿のあとは、「とらや」がコースの最後を飾ります。

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