【4days in Paris】DAY 2:芸術と文化の交差点サンジェルマン・デ・プレで感性を磨く
FASHION HEADLINE / 2016年10月14日 19時0分
時代を嗅き分けながら、独自の変貌を続けるパリ。「去る者追わず、来る者選ぶ」な姿勢のこの街は、新しいトレンドを柔軟に受け入れながら、古き良きノスタルジックも決して忘れない。「4days in Paris」では、ファッション、食、芸術、文化に触れられるパリでの過ごし方を、現地在住のライターELIE INOUEがご紹介!
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◇DAY2
AM7:00@Le Parisienne
パリに移り住んでから驚いたのは、バゲットの美味しさ!「そんなのどこも一緒でしょ」と思ったら大間違いで、表面や中の生地の堅さ、小麦の香り、塩加減など無数にあるブーランジェリー(パン屋)それぞれに個性がある。ぜひ抑えておくべきは、毎年フランスで開催される「バゲットコンクール」で今年優勝を果たしたル・パリジェンヌ(Le Parisienne)。ブルターニュ産の塩を使用しており、自然な塩と小麦の甘みが感じられ、表面は比較的柔らかめで中はふわふわ。バゲットに具材を挟んだサンドイッチが朝食にはちょうどいいかも。パリジェンヌ風に店内のバーカウンターで頬張って、気持ちよく1日をスタート!
AM11:00@BULY
サンジェルマン・デ・プレ教会やステンドグラスの美しいサン・シュルピス教会に入って神聖な空気を味わいつつ、作家や芸術家が集まっていたとされるパリきっての洗練されたサンジェルマン・デ・プレ界隈を肌で感じて。
ギャラリーやブティックが軒を連ねるストリートにある、ビュリー(BULY)はお土産にもぴったりのコスメショップ。1803年に創業されるも、2000年代に入り一度閉業。その後フランスの有名なアートディレクターの夫婦がブランドを復活させ、サンジェルマン・デ・プレ地区にオープンさせた。アルコールを一切使用しない世界初のスキンケア用品として誕生し、今もなお植物由来の原料のみで不純物は一切含まれていない。フランスらしいシックでアンティークな見た目で、美しく包装してくれるため、お土産にもぴったり。
PM1:30@Assoulin
哲学者であり作家の夫婦サルトルとボーヴォワールが書斎代わりにしていたカフェ・デ・フロール(Cafe de Flore)や、画家のピカソや作家のヘミングウェイが集まっていたレ・ドゥ・マゴ(Les Deux Magots)などのカフェで休憩を挟んだら、アート・ファッション写真集専門店アスリーヌ(Assoulin)で美的センスを磨いて。眺めているだけでインスピレーションが湧き上がりそうなマスターピース級の写真集ばかり。
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