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ヒップとモダンが溢れる街!ベルリンで過ごす金曜日【A weekend in Berlin】

FASHION HEADLINE / 2016年11月18日 11時0分

立ち入ることはできませんが、ターミナルも当時の姿のまま残されています

同じヨーロッパにある大都市、ロンドンやパリと比較すると存在感の薄いベルリン。2016年現在、日本からは直行便もないため、謎めいたイメージを持つ人も少なくはないのでしょうか。

しかし、実際はここが最後の楽園と言わんばかりに、新しい出会いや刺激を求めた若者が世界中から続々と訪れ、その人気と比例してこの10年足らずでその姿を大きく変えてきました。近年はおしゃれなカフェやレストランが次々とオープンし、モダンで洗練されたヒップタウンへと変貌を遂げたエリアも。一方で、アートと呼ぶにふさわしい作品から単なる落書きまで、相変わらずストリートにはグラフィティが溢れ、毎夜クラブや廃墟同然のような場所でパーティが行われるなど、壁崩壊以前から続く、ベルリンらしいアンダーグラウンドなカルチャーも息づいています。

近頃の家賃や物価の高騰を目の当たりにして去る人も少なくないようですが、自らの可能性や才能を広げようと、この街に魅せられて移り住む人も後を絶ちません。ここでは、観光名所のリストアップはなしにして、ローカルのように楽しむ、今行きたい、見たいベルリンのウイークエンドスポットを紹介します。

■Friday

9am:コーヒーショップで目覚めの一杯


サードウェーブコーヒーの人気はここベルリンも例外ではなく、日々新たなコーヒーショップが増え続けています。まずチェックするべきは市内中心地、ミッテ地区ある「ザ バーン ロースタリー(THE BARN ROASTERY)」。

店内に併設する工場で焙煎した豆を使うエスプレッソやラテを出す他、スタッフがじっくりと淹れてくれるフィルターコーヒーが人気です。街を代表するロースター、「ボナンザ コーヒー(BONANZA COFFEE)」が、この夏にクロイツベルク地区にオープンさせた新店舗も足を運んで欲しい一軒。サードウェーブ系のコーヒーショップでは、ドイツ国外からやって来た外国人スタッフが働いていることも多く、ドイツ語と英語が飛び交う空間は、超国際的な今のベルリンを物語るかのようです。

焙煎工場を中に併設する「ザ バーン ロースタリー」。人と人とのコミュニケーションを重視するため、窓際の席はPC利用禁止などのポリシーがあります

12pm:湖で心を休める

実は緑豊かなベルリン。市街地から少し電車に乗ればそこには森が広がり、秋はきのこ狩りに出掛けるのがローカル達のお決まりです。また、内陸という土地柄、夏は皆こぞって海ではなく、市内にいくつも点在する湖に泳ぎに出掛けます。ヴァイセンゼー(Weisensee)はアクセスも良く、音楽フェスティバルも開催される人気スポット。クルメ ランケ(Krumme Lanke)は都心から少々離れますが、そのぶん時の流れが穏やかで、深い自然の中で時間を過ごすことができます。

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