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自然食ランチとヴィーガンスイーツでまずは一息。「ブラウンズフィールド」で過ごす1日【千葉・南房総のゆる旅 vol.1】

FASHION HEADLINE / 2017年6月18日 19時0分

「ライステラスカフェ」のエントランス

千葉・南房総には豊かな自然と、そこで暮らす人々の営みの力があります。都心から約90分という利便性もあり、最近は移住先としても注目されている地域。この土地のおおらかな魅力に初めて触れるのであれば、まずは「ブラウンズフィールド(Brown's Field)」でのんびり過ごしましょう。


気持ちの良い風が通る「ライステラスカフェ」のテラス席。店内の隠れ家のようなロフト席もおすすめ

レトロでかわいいローカル線、いすみ鉄道が走る千葉県いすみ市にある「ブラウンズフィールド」は、マクロビオティック料理の研究家である中島デコさんと写真家のエバレット・ブラウンさん夫妻の自宅。彼らの自然と共生するサステイナブルな暮らしに賛同する人々が次第に集まり、現在はカフェ、宿泊、ショップやスクールなどを運営する複合施設として賑わいます。遠方や、海外から訪れるファンも多いのだとか。


「ブラウンズフィールド」を案内してくれた中島デコさん。トレードマークのデコ巻きと、野花をクリップに留めたピアスが素敵

「この辺は外国人の方達もたくさん住んでいらっしゃるんですよ。例えば、東京がマンハッタンだとします。海と山があって、星が見える空気がきれいな場所がマンハッタンから1時間半で行ける場所にあったら、きっと大豪邸がズラ~っと並ぶ高級住宅街になっているはず。でも、この地域にはそんな手付かずの自然の中に、格安で住める物件があるんですよ。フラットに物事を捉えられる外国人だからこそ、この土地の魅力がわかるのかもしれませんね」


「ブラウンズフィールド」では住み込みも含めて、約10人のスタッフが勤務。卒業生はここでの経験を生かして、都会でクリエイティブな仕事に就いたり、海外に出たり、さらに山の奥に住んだりと多方面で活躍しているそう

そう語るデコさん自身も、1999年に移住するまでは東京で暮らしていたそう。結婚をきっかけに子どもを持ちたいと考えた時、「健康な赤ちゃんを産むためには、自分自身が健康にならなきゃいけない。食べたもので自分が形成されるなら、さっさと食を改めて体を作り直さなきゃ!」というところから本格的に料理に興味を持ち、その当時は珍しかった玄米菜食を実践するように。「初めて通った料理教室もマクロビオティックだったから、いまだにお魚を3枚におろすことができないんですよ、私(笑)」


「週替わりプレート(1,200円)」。この日の献立は麻婆豆腐、コリアンダーソースをかけた大根スープ、キャベツの豆乳オムレツ、旬まっさかりのタケノコとユキノシタのフリットなど。プレートメニューは早い時間に売り切れになることも多いので予約がベター

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