1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ファッション

キプリング1/2--再スタートを切ったナイロンバッグ【INTERVIEW】

FASHION HEADLINE / 2013年11月5日 21時0分

――残念ながら日本におけるキプリングはまだあまり知られていませんね。

Tina:ご指摘の通り、これまでヨーロッパブランドとしてのキプリングがマーケットに正しく伝わっていませんでした。そこで、世界中で共通のマインドを持つターゲット層「イマジネスタ」に対して“ワン・キプリング”を展開するということを、私自身が色々な国を回って広めているところです。

キプリングのスタートは26年前。その頃のヨーロッパはレザーバッグ一辺倒でした。そこに、もっと軽くて丈夫、気軽に持てて、気持ちが明るくなるものを作ろうと、創設者の3人は考えたのです。そこで生まれたのが染め加工の過程で誤って過度の熱が加わりシワが寄ってしまったナイロン。その新鮮な素材感からヒントを得て、現在のナイロン生地にクリンクル加工を施した特殊なナイロン生地が生まれました。ファッショナブルなだけでなく、機能、品質、丈夫さを兼ね備えている画期的な商品だったのです。

――日本でもカジュアルに使えて、でもファッショナブルというバッグはとても人気があり、だからこそ、キプリングにも可能性あると感じていました。

Tina:だからこそ、今年の1月から日本でのアプローチを大きく変えました。ブランドをもっとよく知ってもらえるように、クオリティーやライフスタイル的な要素を全面に出すようにしました。キプリングはリピーターのお客様が多いのも特徴です。キプリングの大ファンになってくれて、繰り返し買ってくれる。私達はそれに見合った商品を届けるという信頼関係が成り立っていると思います。67ヶ国で販売しており、ブラジルと韓国では大きなマーケットを開拓していますが、まだまだです。楽しくてカラフルなバッグだけではなく、生活を楽しむというライフスタイルの提案をするブランドであるということを伝えていきたいと思います。

2/2に続く。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください