大人のリゾートスタイル、カラフルに綴る世界の旅【ロンドンコレクション:メン最終日】
FASHION HEADLINE / 2014年7月11日 20時0分
ロンドンコレクション:メン3日目は、英国を代表するビーチ、ブライトンをインスピレーションに、ラグジュアリーな大人のホリデースタイルを見せた「Eトウツ(E.TAUTZ)」のショーで幕を開けた。幅広のストライプを乗せたパーカーはウールとシルクの混紡素材で作られ、ピンストライプのショーツとコーディネートされる。袖なしデニムのジャケットやデニムのワイドパンツなど、デニムアイテムも目立つ。テーラードジャケットにショーツのスタイルに合わせるパーカーはナイロンとシルクの混紡。
「シブリング(SIBLING)」は、服装で自己主張し、特定のグループの一員であることを見せつけるティーンエイジャー達を念頭に、パンクやゴシックをモダンにシブリング流にアレンジしたような、荒っぽさと可愛さ、カラフルさが混在するコレクションを見せた。ボディにぴったり沿うニットには花のモチーフが連なりつつ、モヒカンを思わせるヘアやニットのフェイスマスクと組み合わせられる。長いフリンジが全面に下がるニットは次第に大げさになり、最終的にはポンポンのようなビッグシルエットのルックが登場。ティーンエイジャーの自己主張には欠かせないスカルモチーフはトップの前面にニードルパンチで大きく描かれ、可愛い印象も。「ロベール・クレジュリー(Robert Clergerie)」とのコラボレーションによる靴も、パンクスに愛されたドクターマーチンの8アイレットブーツに似た形状ながら品の良い仕上がりに。
新人合同ショー「マン」での発表を3シーズン経て、初の単独ショーを行った「クレイグ・グリーン(Craig Green)」。全身を白、黒、グリーン等の単色でまとめたコレクションは、脇を開いて紐を垂らしたオーバーパンツ、どこからどこまでが1着なのか見極めるのが難しいレイヤードのトップ、更には背中に付けた船の帆のような、木枠で囲われた大きな布などといった正体不明なアイテムが支配した。ショー後半には、オーバーサイズのニットにワイドパンツという、定番化されたアイテムも登場し、デザイナーの個性的な表現が健在する本ブランドならではのコレクションとなった。
スポーツウエアをベースにしつつ、様々な要素を取り入れてコレクションを発展させてきた「ナジール・マザール(NASIR MAZHAR)」は今シーズン、フォーマルウエアに目を向けた。シャツはアシメトリーなレイヤーで、ボクサーショーツと組み合わせられるなどして、シルクがスポーツアイテムに生まれ変わるという新しい提案がされた。
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