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【Rie Omoto/生き方】世界で活躍するメイクアップアーティストが見据える未来

FASHION HEADLINE / 2014年8月16日 18時0分

Rie Omotoさん

仕事や家庭など、様々な場面で活躍する女性達を紹介するインタビュー企画「輝く女性の秘密」。第3回は、RIE OMOTO(リエ・オモト)さん。

2009年にスタートしたコスメブランド「THREE(スリー)」。「NEW ATTITUDE FOR BEING NATURAL(ナチュラルはこんなにも自由になれる)」というコンセプトは、多くの女性の心をつかみ、現在は全国に27店舗を百貨店を中心に展開している。このブランドのメイクアップ・クリエイティブ・ディレクターを務めるのがRIEさんだ。世界を舞台に「輝く女性達」の最前線にいる彼女に、お話を伺った。


――キャリアの最初の転機は、19歳での渡英でしょうか?

デヴィッド・ボウイやセックスピストルズが大好きだったんです。それで一度はロンドンに行きたいと思っていました。そこで目にしたファッション・カルチャー誌『i-D』に大きな影響を受けました。

『i-D』に登場するモデルのメイクは、とにかくかっこいい!それに衝撃を受けてメイクアップアーティストという職業を意識するようになったんです。

――その後帰国して、岡山で美容師として仕事をしていた時に、当時、パリで活動していたイギリス人メイクアップアーティスト リンダ・カンテロ(Linda Gantello)がセミナーを開催するという情報を耳にして、渡仏。これも大きな転機のきっかけですね。

金銭的にも簡単なことではありませんでしたが、どうしても参加したかったので、えい!と渡仏しました。

――そしてRIEさんのメイクがリンダの目に止まって「パリに来ない?」と誘われたんですね。すぐに彼女についてパリコレを回るようになったと伺いました。RIEさんが世界の舞台一歩を踏み出した瞬間と言えますね。

名だたるメゾンのショーのメイクに携われたのはとても勉強になりました。その後、ニューヨークに拠点を移すことになったのは、フォトグラファー、リチャード・アヴェドン(Richard Avedon)に出会ったから。ニューヨークのオープンな雰囲気が私に合うなと思ったんです。

――では、メイクのお仕事に戻ってお話を伺いますが、エディトリアルの世界でも、『ヴォーグ』誌や『エル』誌といった世界的なファッション誌をRIEさんのメイクが飾っていますね。最近の作品の中でのお気に入りは?

『ヌメロ チャイナ』の表紙とカバーストーリーを、THREEのモデルも務めるグィネヴィア・ヴァン・シーナス(Guinevere Van Seenus)を主役にして制作したのですが、すごくきれいでかつユニーク。それから、エールフランスの広告は、今回、まったくイメージを変えました。いろいろなシーンをシリーズで撮ったので、楽しんでもらえると思います。『ハーパーズバザー』ではTHREEの新しいアイライナーを使いました。どの作品も皆、自信作ですよ。

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