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ハワイを代表するラグジュリーホテル「ハレクラニ」が大規模リニューアルを経て10月に再オープン

FASHION HEADLINE / 2021年8月4日 19時0分

■三井不動産とハレクラニ再開発
三井不動産は1981年に100%子会社の「ハレクラニ コーポレーション」を通じ、当時木造2階建てながらワイキキビーチ屈指の名門ホテルであった旧「ハレクラニ」を取得。社員3名を現地に派遣し、「ハレクラニ」を最高級ホテルとして再生する計画に着手しました。

計画策定にあたっては、楽園をイメージした「簡素」「清廉」「優雅」を設計理念とし、次の3つのテーマを掲げました。

1. 「天国にふさわしい館」の創造
その名にふさわしい空間と温かなおもてなしを継承し、発展させることを目指しました。

2. 歴史的建築物の保存
1932年竣工のメインビルディングを活かしながら、最新の施設や設備との調和を図りました。また、ハレクラニの象徴であるディッキー屋根によって外観イメージを統一、特徴のある瓦屋根の建物は、ホテル全体に優しい心地よさを醸しだしています。

3. 市街地と隔絶した安らぎの空間の創生
5棟の建物は、市街地に背を向け、海に向かってアルファベットの「E」の字型に配置されました。宿泊客にワイキキビーチの眺望を楽しんでいただくために、ほぼ全ての客室から、プールや中庭越しにハワイの青い海が眺められる設計となっています。

1932年竣工のメインビルディング(1950年撮影)
現在のメインビルディング
■新生「ハレクラニ」開業
1981年の取得から約2年間の工事期間と総事業費約1.15億ドルをかけ、地上16階建て、客室456室(現在は 453室)のラグジュアリーホテル「ハレクラニ」が1984年3月に開業しました。

・白を基調にした清潔感のある上品なインテリアの客室
・125万個のガラスタイルを用いたモザイクで水底にオーキッド(蘭)を描いた太平洋を望むプール
・30年連続AAA(全米自動車協会)ファイブダイヤモンド受賞のフレンチレストラン「ラ・メール」

これらに象徴される高いクオリティに加え、最上級のおもてなしを提供することを目指して旧ハレクラニ時代からの従業員の多くを再雇用した「ハレクラニ」は、ワイキキ・ルネッサンスのシンボルとして開業当初から地元の注目と評価を得ました。

■継続的なサービスレベル向上努力と、リニューアルによる価値向上
「ハレクラニ」は、ハワイ語で「天国にふさわしい館」を意味する名前のとおり、開業以来ハイクオリティなサービスと気品あふれる空間で、最上級のおもてなしを追求し続けてまいりました。世界各国の賓客をおもてなしするホテルとして、常にお客様と従業員とのふれあいから得られるフィードバックを最重要視して従業員教育を実施するなど、サービスレベルの向上に努めています。また、伝統と格式を守りつつも新たな時代のニーズにこたえるため、過去3度の大規模改修において客室・パブリックスペース・諸設備の更新を実施するとともに、「スパハレクラニ」「ホスピタリティー・スイート」「ヴェラ・ワン・スイート」「オーキッドスイート」など新たな施設・客室を拡充してまいりました。

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