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NY植物園で開催中の草間彌生展「KUSAMA: Cosmic Nature」へ! ニューヨークから届いたアートレポート【From cities 世界の都市に憧れて vol.16】

FASHION HEADLINE / 2021年8月20日 12時0分


SPOT5.『Narcissus Garden』
心地よい水辺の散歩、水面に浮かぶのは1400個の球

一つ作品を見落としていたため、来た道を少し戻って、水辺をしばらく歩く。
すると現れたのは、水上に浮かぶ銀色の球体。その数、なんと1400個……!


ステンレス製の球体は、風に吹かれてぶつかり合うと、小さくカチカチと音を立てながら、群れとなってゆっくりと移動していく。風の強さで音が少し変わるのがわかる。時々、キュッと高い音も聞こえる。ベンチに座って眺めていると、頭が空っぽになっていく様な感覚になり、心地よい。

>>【続いて、植物園の温室へ】
温室の奥へと広がる、NY植物園ならではの世界とは?




SPOT6.『Haupt Conservatory Galleries』
温室内に溢れる木々や花々の良い香りも満喫して


こちらの建物は、植物園の温室。室内には、いくつかの作品が木々や花々とともに飾られていて、美しい情景が点在している。

『My Soul Blooms Forever』
『Starry Pumpkin』
作品と植物、それぞれが放つエネルギーとその共鳴に目を奪われる。加えて、温室内に溢れる木々や花々の良い香りをマスク越しでも感じることができるところも、このスポットならではのポイントだ。(マスクレスだったらどんなにこの香りを感じられるのだろう? )


なお、この温室内に設けられた庭園は、草間彌生の絵画『Alone, Buried in a Flower Garden』をイメージしたものだそう。注意深く観て回っていると、園内のところどころでこのような植物を用いた展示や、草間彌生の故郷・長野県松本市の植物が紹介されていたりするのに気づく。


SPOT7.『Dancing Pumpkin』
アイコニックな新作パンプキンが出現! アートな記念写真もおさえて


温室から外に出て、次に出会ったのは、本展のハイライトの一つである、新作の『Dancing Pumpkin』。作品に近づけるのは、一組ずつで、それまでは並んで待つルールだが、その分、作品を静かに堪能することができて、写真もゆっくり撮れるので、嬉しく思うファンも多いはず。

パンプキンの真下に入ると、まるで、巨大な生き物に飲み込まれたような感覚に。

ここで一旦、ランチブレイク!
NY植物園内のレストラン「Hudson Garden Grill」

今回の企画展に合わせて、店舗のひさしが水玉柄に!
お腹もすいてきたので、そろそろ休憩。園内のレストラン『Hudson Garden Grill』へ。

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