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スイス高級時計ブランド「ローマン・ゴティエ」のノウハウを結晶した新作は世界限定28本の逸品

FASHION HEADLINE / 2021年10月31日 19時0分

ブランドに親しむ方たちであれば、ローマンが過去の作品でスネイルカムのユニークな形状を使ってきたことをご存知でしょう:そうです、高い評価を受けたロジカル・ワンで見ることができます。


ケースバックからは精巧な機構を見ることができます。


<設計と装飾が現代性と出会う自社製ムーブメント>

手巻きの自社製ムーブメントに受け継がれた現代性と持続性というテーマが、ケースバックのディスプレイを通して見事に表れています。

主役はフィンガーブリッジです。これはローマンの生まれ故郷、ジュウ渓谷の時計製造の歴史では代表的なものですが、この時計で現代的に解釈されています。これらのブリッジはそれぞれ水平に構成されており、「階段状」の形を成しています。この効果はムーブメントにボリューム感と奥行をもたらすだけでなく、ブリッジが文字通り歯車やテンプの上で、切れ目なく流れているような感覚を与えます。

ケースやダイヤルと同様に、ブリッジも軽量のグレード5ナチュラルチタンから作られており、様々な仕上げを施すことによって対照的なトーンや質感を持たせました。それぞれのブリッジの外側のエッジは二重の面取りが特徴的です。また、ブリッジのフラット面とルビー周りは一段高く縁取りされておりへアライン仕上げになっています。この縁の内側には、ローマン・ゴティエの工房にいる手作業仕上げのスペシャリストが特別な手彫りの技術を使い、全くのオリジナルで小さな窪みをたくさん彫り込んだような独特の質感を生み出しました。ブリッジの下にあるムーブメントのメインプレートには手作業でフロスト加工を施しています。

リングを繋げた形状のスポークがローマン・ゴティエの特徴です。面取り加工が丁寧に施されています。
印象的な装飾はブリッジやメインプレートだけに留まりません。ローマンのトレードマークである、面取り加工されたリングを繋げた形状のスポークが特徴の歯車やラチェットホイールには円形模様の装飾(サーキュラー・グレイニング)が施され、クリックやスネイルカム、ローマンのもうひとつの特長でもあるS字型の溝を持つスクリューは美しいポリッシュ仕上げで磨かれています。また、主ゼンマイを収めた香箱の蓋は素晴らしい渦巻状の模様(スネイリング)で装飾されています。

コンティニュアム調速機構は、わずかにカーブしたアームを持つテンワ、極小の目盛が付いた偏心の補正ねじと最大剛性のために三角形状になったアンクルと、ローマン・ゴティエらしい特徴を備えています。

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