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三陽山長からローファータイプの「弥七郎」を20年振りに復刻しアップグレードさせた『謹製 弥七郎』が登場

FASHION HEADLINE / 2022年4月8日 11時0分



三陽山長 「プレステージライン」及び「謹製 弥七郎」 について


【プレステージライン コンセプト】

プレステージラインの刻印(左)と刻印の文字(右)
“ビスポークシューズ(オーダー靴)に限りなく近い一足に仕立てる” をコンセプトに、革から仕上げまですべて上質なクオリティで製作。インソック(半敷き)部分にも、誂靴(あつらえぐつ)=ビスポークシューズ)のイメージを表現する文言として『日本謹製 特別誂靴』の刻印を施し、通常のラインとの差別化を図っています。


【木 型】 ・・・・ローファー用の新木型「R2010S」を採用
日本人にとって理想的な美しさと快適さを追求した代表木型「R2010」をローファー用に調整したのが「謹製 弥七郎」に採用している「R2010S」。土踏まずのカーブを若干なだらかにし、そのぶん甲のラインも低めに抑えることで、足を包み込むような履き心地を実現。さらに、抜けやすいヒールカップをよりコンパクトにすることで、優れたホールド感をもたせています。靴紐のないローファーは最適なフィット感を得るのが難しいといわれる中、それを覆す履き心地を追求しました。

<アッパーの展開図>
【仕立て】 ・・・ 継ぎ目を極限に減らした、ふんだんな革使い
「謹製 弥七郎」のアッパーは、継ぎ目を極限まで減らして美しさを突き詰めるために、付属物を除くとわずか3枚の革により構成しています。一般的な靴作りの場合、一枚の革からキズなどのない部分だけを細かく切り出し、それらを継ぎ合わせることで高品質を叶えます。一方「謹製 弥七郎」は、ひとつのパーツが大きいため、より状態が良い革を厳選し広くカットして用い、最高の仕上がりを追求しています。

<ユタカーフ>
【素 材】 ・・・ 老舗タンナーが製造した最高峰の素材を使用
これまでの「プレステージライン」と同様に、アッパーのレザーはフランスの最高峰タンナー「HAAS(アース)社」が手がけたもの。「謹製 弥七郎」には“しっとり感”が絶品の「ユタカーフ」とよばれる、オイルを染み込ませたシボ革が用いられています。味わい豊かなヴィンテージ調の風合いに加え、しっとりとした手触りも特徴。しなやかさに優れ、履き心地の良さにも繋がっています。

【仕 様】 ・・・軽快なローファーを、ビスポーク級の本格仕立てに
コバ部分: ソールのコバを三角形に削り出して仕上げる「矢(や)筈(はず)」は、日本の靴ならではの技巧。一般的な平コバや丸コバに比べてキリリとエッジが立ち、シャープな印象を醸し出します。
踵部分: かかとに継ぎ目のない「シームレスヒール」は、曲線美をいっそう際立たせる効果があります。底に向かってわずかに幅が狭くなるピッチドヒールともあいまって、流麗な後ろ姿を演出しています。
つま先部分: 世界でもごくわずかの職人しか行うことができない「スキンステッチ」をつま先に施しています。厚さ数ミリの革に糸を通し反対側へ貫通させないように縫い上げる技術です。

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