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ルイ・ヴィトンがミラノサローネ国際家具見本市2022で「オブジェ・ノマド コレクション」の新作を発表

FASHION HEADLINE / 2022年6月4日 19時0分

ルイ・ヴィトンはミラノサローネ国際家具見本市2022にて、「オブジェ・ノマド コレクション」誕生10周年を祝います。メゾンはアイコニックなランドマークであるガラージュ・トラヴェルシ内の特設エキシビションスペースにおいて、アトリエ・オイ、カンパーナ兄弟、ロー・エッジズがデザインした最新アイテムと、コレクションの中から14名のデザイナーが手掛けた多彩な製品を展示。またルイ・ヴィトンは、これまでのサローネにおいてノマディックな建築物を披露し好評を得てきました。今年は、スタジオ・ロシェルによるノヴァ・ハウスを著名なサン・バビラ広場にて展示予定です。

アトリエ・オイ「ベルト・バースツール」(右)
2012年に誕生して以来、独創的で機能性に優れた家具とオブジェのコレクションである「オブジェ・ノマド」は進化を続け、国際的に著名なデザイナーの作品を次々と発表してきました。パトリシア・ウルキオラからインディア・マダヴィ、フェルナンド & ウンベルト・カンパーナ、アトリエ・オイ、ロー・エッジズ、アトリエ・ビアゲッティ、ザネラート / ボルトット、アンドリュー・カドレス、吉岡徳仁、フランク・チョウ、nendo、ダミアン・ラングロワ・モーリーン、バーバー & オズガビー、マルセル・ワンダース スタジオまで、コラボレーションに名を連ねるデザイナーの幅を広げています。いずれの「オブジェ・ノマド」も、メゾンの160年以上にわたる「旅の真髄(こころ)」にインスパイアされ、そのエスプリの再解釈に挑んだ作品であり、デザイナーの創造性とルイ・ヴィトンの比類なきサヴォアフェール(匠の技)のユニークなコンビネーションの表現です。今や60点を超える製品を擁する同コレクションは、今年のミラノサローネにおいても特別な存在感を発揮することでしょう。

ミラノサローネでは、新作「オブジェ・ノマド」5点が披露されます。コレクション創設時から「オブジェ・ノマド」に関わってきたスイスのデザインスタジオ、アトリエ・オイは、定番となった「ベルト・チェア」にインスパイアされた「ベルト・ラウンジチェア」、「ベルト・バースツール」、「ベルト・サイドスツール」の3作品を発表します。いずれも、帯状の上質なルイ・ヴィトンのレザーを、メゾンのバッグに使用されている真鍮のバックルで留めた座面を特徴としています。寝心地の良い「ベルト・ラウンジチェア」とポータブルな「ベルト・サイドスツール」は、エレガントなメタルと木材のフレームを備え、高さのある「ベルト・バースツール」は優美なメタルフレームが印象的です。カンパーナ兄弟は、ブラジルの結婚式や子供たちのパーティで出されるお菓子の名前を冠し、クッションを組み合わせたソファ「ボンボカ」の新バージョンとして、4人掛けのソファを提案。雲の形にインスパイアされたデザインであり、取外し可能な布張りのクッション11個が革張りの堅牢な骨組みにフィットするようにセットされています。そして、「オブジェ・ノマド」の新作ラインアップを締めくくるのは、ロー・エッジズのインドアおよびアウトドアの2つのバージョンがそろう「コズミック・テーブル」。このテーブルの独創的な「インフィニット」カーボンファイバー製のベース部分は、インドア版においては明るい色のルイ・ヴィトンのレザーで覆われていますが、アウトドア版ではエネメル加工、つまり風雨にさらされた金属の風合いを出す加工が施されています。どちらのバージョンも、入念な手作業で加工された美しいガラストップを備えています。

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