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ドルチェ&ガッバーナの王冠とバラ、キューピッドが舞う天使たちの宴【2018-19秋冬メンズ】

FASHION HEADLINE / 2018年1月16日 15時0分

ドルチェ&ガッバーナ2018-19年秋冬メンズコレクション

ドルチェ&ガッバーナ(DOLCE&GABBANA)の2018-19年秋冬メンズコレクションが1月13日、ミラノで行われた。ここ最近の2シーズン、同ブランドのメンズコレクションを華やかに彩っている世界中のミレニアルズが今回もミラノに集まり、ゴージャスなランウェイパーティーが今シーズンも催された。

ショーには昨年1月のコレクションではオープニングアクトを務めたオースティン・マホーン(Austin Mahon)、キャメロン ダラス(Cameron Dallas)、ラファティ・ロウ(Rafferty Law)などとともに、スタイリストの清水文太、モデルの阿部トモなど日本から5名のミレニアルズが参加。合計100ルックス以上、フィナーレは100名以上のモデルがステージに並んだ。

“キングス エンジェルズ”がテーマとなった今回のコレクションは、色鮮やかなベルベットやピンストライプにブロケード、ワッペン、刺繍、フラワープリントなどバロック様式のオンパレード。まさに王様のお祝いに集まった天使たちの宴だ。

シルクジャージのイエローのトラックスーツにはスパンコールが散りばめられたベルベットのスリッポン。ピンストライプのサルトリアルなロングコートには王冠やエンジェル、コミック文字がエンブロイダリーとワッペンでグラフィティされている。ゴブラン織りのピンクベルベットのチェスターコートにはピンストライプのパンツ、キューピッドのセーターには金糸でバラや王冠がエンブロイダリーされ、シンプルなタートルニットにはシルバーラメのパンツ、真っ赤な錦繍のパンツにスニーカーを合わせるという、ミックスセンスのエネルギー溢れるコレクション。

それぞれのキャラクターが引き立つ、文化の垣根を超えた「マルチカルチャー」がキーワードということだが、キングやエンジェル、楽園といったモチーフが様々なアイテムに施され、自由にコーディネートされた圧倒的なコレクションは、全ての壁にフレスコ画が描かれたイタリアの宮殿を360度で見ているよう。

フィナーレにはInstagramで3,060万人以上のフォロワーを誇るコロンビア出身の歌手マルマ(Maluma)がライブを披露。終わらないパーティーはまだまだ続きそうだ。



Text: Tatsuya Noda

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