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靴寿司まで登場、シューズ見本市「MICAM85」のメイド・イン・イタリーへの本気度

FASHION HEADLINE / 2018年2月19日 12時45分




さらに同スペースの周りには今シーズンより同展に復帰したチェーザレ・パチョッティ(CESARE PACIOTTI)、サルバトーレ フェラガモ(Salvatore Ferragamo)、エルメネジルド ゼニア(Ermenegildo Zegna)、モスキーノ(MOSCHINO)などが、オープンプレゼンテーションブースとして並び、ブースをクローズして新作商品を通路から見せない出展ブランドが多い中で、人の流れを集めた。

同パビリオンの「MAN」スクエアでは巨大なシューズのオブジェのなかに靴磨きブースを設置。パビリオン4では今回新設された若手のシューズブランドを集めた「エマージング・デザイナーズ」ゾーン(別途記事掲載)に隣接させた「ファンスクエア」が人気。オキュラスリフトを使用したVR体験、ヘアスタイリングサービスなどを行い、バイヤーを集めていた。

全体的に世界最大のシューズ見本市として、デジタル、アナログ、硬軟取り混ぜたコンテンツを実施しているのが印象的。来場者の広い年代層、グローバルな来場者に合わせて、初日には70年代にドナ・サマーをヒットさせ、ダフトパンクとの交流でリバイバルしているプロデューサー、ジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder)がゲストに招かれたDJパーティーが開催されるなど、エンターテイメント性を備えたサロン提案に意欲的だ。

ジョルジオ・モロダー(Giorgio Moroder)

またSNSで話題を集めるミラノ育ちの中国人スシアーティスト、ユジャ・フー(Yujia-Hu)による「シューシ(shoe+寿司)」(正確には「オニギリアート」という名称)が、前回に引き続き今回もゲストとしてライブで靴寿司を披露。ミラノの日本食寿司レストランSAKANAで働くヤングアジアンが作るモスキーノやナイキなどのアイコンシューズは、サーモンと海苔、しゃりで仕上げられ、ストリートテイスト満点。今回は春節祭と重なり中国、香港からの来場者は減少したものの、前回より大きく増えたロシアやウクライナからのバイヤーたちはその場で撮影し、インスタグラムにアップするのを楽しんでおり、MICAMの新しい名物となりつつあるようだ。

「シューシ(shoe+寿司)」

Text: Tatsuya Noda

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