太宰府天満宮でフィンランドとつながりの深い2人の日本人アーティストが展覧会を開催!
FASHION HEADLINE / 2018年4月11日 14時0分
会場の一角には、ヘルシンキでの制作風景やアトリエの様子を写真で見せるとともに、新作の角皿と丸皿を展示するためにアトリエに設置してある棚を再現。梅や冬瓜に加えて、南天やブドウ、ヤマモモの実が描かれた大皿を発表する。本展のために作陶された果実のオブジェも、太宰府天満宮宝物殿にて23点のみ限定販売する。
太宰府天満宮文書館では、津田直の写真展「辺つ方の休息」を開催。津田直は、日本だけでなく世界中を旅しながら、人間と自然の関わりを見つめ続けている写真家。行く先々で目の前に広がる風景に全身で向き合い、自然を切り取る、その独特なアプローチによって数々のランドスケープ作品を発表してきた。近年では、土着の信仰に支えられた聖域や独自の民族的文化を守り続ける集落での撮影、古代文明をたどるフィールドワークに基づく作品づくりにも取り組んでいる。2017年5月、冬から夏へと季節が移り変わる瞬間を追い求めたフィンランドでは、群島の岩場や岸辺から見つめた草木がいち早く夏の到来を察知して新芽を開く様や、人々が世代を超えて大切にしているという、短い夏を満喫するための小屋とそれを取り巻く自然の姿に、北欧の初夏を見出した。植物の息吹、氷が解けた湖面、陽の光や風、といった被写体に目を凝らして写し取った一瞬に、津田作品の世界観が感じられる。
本展タイトルである「辺つ方の休息」の辺つ方(へつべ)とは、岸に近い方または岸辺を意味する古語。北欧の夏の始まりを撮影したのが、フィンランド南西部に位置するヴァーノ(Vänö)島の岸辺だったことから、この言葉を津田自身がノートに記していた。そしてもう一ヶ所、撮影のために滞在したユヴァスキュラ(Jyväskylä)にあるサマーコテージは、フィンランド人が夏の間の休息を楽しむ小屋であることから、「辺つ方の休息」というタイトルが生まれた。また、石本藤雄が手掛けたテキスタイルデザインの代表作「レポ(Lepo)」は、フィンランド語で「休息」という意味。今回のフィンランドでの撮影時には、現地の家庭で日常的に愛用されている「レポ」との出会いがあったという。「辺つ方の休息」というタイトルにはその記憶も込められており、本展会場の一部分に「レポ」の実物テキスタイルを用いた特製の座布団を並べ、くつろぎながら作品を鑑賞できるようにした。
この記事に関連するニュース
-
初夏の甘い香りスズランを太宰府天満宮に奉納 毎年1月に梅の花を北海道に贈り交流 福岡
FBS福岡放送ニュース / 2024年5月17日 19時7分
-
太宰府天満宮にスズラン奉納 北海道・千歳から日航が空輸
共同通信 / 2024年5月17日 13時6分
-
初夏訪れ告げるすずらんの使節 北の大地から九州へ
RKB毎日放送 / 2024年5月17日 12時54分
-
太宰府天満宮で飛梅ちぎり 今年は開花早く取れた実は43個 去年の8分の1に
RKB毎日放送 / 2024年5月15日 12時23分
-
売れすぎて困っています!ママキッチン太宰府のホットドックが、3月に約4,500個販売達成!食べ歩きのメッカ太宰府天満宮参道でバズり中!
@Press / 2024年5月7日 10時15分
ランキング
-
1更年期の抜け毛や薄毛対策法!薄毛になりやすい人のNG生活習慣もチェック【専門家監修】
ハルメク365 / 2024年5月22日 22時50分
-
2【海外発!Breaking News】17歳ラッパー 銃をおもちゃのように扱い、頭を誤射した瞬間をライブ配信(米)<動画あり>
TechinsightJapan / 2024年5月23日 7時10分
-
3「坊主」と「スポーツ刈り」は“同じ髪形”だと思ってない? 美容師に聞いてみたら明確な違いがあった
オトナンサー / 2024年5月23日 7時10分
-
4半額も、10%オフも、隠れた名品も逃さない! 「カルディ」でよりおトクに買い物をする5つの方法
オールアバウト / 2024年5月22日 21時15分
-
5「歯茎が腫れている」人がやっているNG歯磨き3つ 歯磨き中に歯茎から出血したら「出し切る?」
東洋経済オンライン / 2024年5月23日 7時30分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください