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新規オープンする無印良品 銀座店のギャラリー「ATELIER MUJI GINZA」で2つの展示

FASHION HEADLINE / 2019年3月25日 17時0分

4月4日、無印良品 銀座店の6階に、ものづくりやデザインにまつわる様々なテーマの展覧会やイベントを開催する「ATELIER MUJI GINZA」がオープンする。このギャラリースペースが設置される6階は、MUJI HOTELのフロントや、コーヒーやお酒が飲めるサロン、デザイン・アート関連の書籍をそろえたライブラリー、イベントやワークショップを開催するラウンジが入居。

「ATELIER MUJI GINZA」のスペースは2つ。オープニング企画では、「栗の木プロジェクト」の名のもとに、デザインの可能性を探る試みとして1と2、それぞれのスペースで展覧会を同時開催する。



Gallery1で開催される「『変える。 エンツォ・マーリと“栗の木プロジェクト”』展 ―永井敬二コレクションより―」では、イタリアデザイン界の巨匠、エンツォ・マーリ(Enzo Mari)をフィーチャー。

無印良品とエンツォ・マーリは、2002年にプロジェクトを共にし、テーブルと椅子、計19点を発表。それ以来両者の交友関係は続いた。本展では、エンツォ・マーリの言葉、「かつてデザインは、平等の名のもとに優れたスタンダードを生み出す役割を担ってきた。しかし高度成長を経て、目先の商品を売るための手段に成り下がった。私はデザイナーであることを恥じている。これから提案するのは、目先の経済ではなく、栗の木を植えその木が成長し、やがては人々がその実を味わい、木陰で憩えるような、長い目で未来へと持続するプロジェクトだ。企業はそうした視点を持つべきではないか」を出発点に、1本目の栗の木を植える試みとして、エンツォ・マーリの仕事の根となる部分を紐解いていく。

展示は、インテリアデザイナー永井敬二が、50年に渡り世界中で集めた戦後モダンデザインを主体とする膨大なコレクションから一部を借用している。

 

一方で、Gallery2で行われる「言葉からはじまるデザイン 栗の木プロジェクト」展は、今回の主体となる“栗の木プロジェクト”を育てるうえでの始まりの企画。さまざまな地域、世代、職業の人々に質問した、「デザインとは、何だろう? 」というお題を、俳句のように「デザインは( )」という短い言葉で( )の中を表現した言葉たちを展示する。この質問は、一見シンプルそうだけれど難題である。言葉を通じて、デザインとは? 暮らしとは? 生き方とは? 向き合うきっかけになりそうだ。

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