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神戸でこの秋新しいアート・プロジェクト「TRANS- 」開催。グレゴール・シュナイダーとやなぎみわが参加

FASHION HEADLINE / 2019年3月28日 12時15分

2019年秋、神戸で新しい芸術祭「アート・プロジェクト KOBE 2019 : TRANS- 」が始動。9月14日から11月10日の期間、神戸の3つのエリアを舞台に「TRANS- 」が開催される。

本プロジェクトは、「神戸がグローカル・シティの先鋒となるべく、現代アートを切り口に何かを“飛び越え、あちら側へ向かう”ための試み」。会期中は神戸の新開地地区、新長田地区、兵庫港地区を舞台に、アート作品や野外劇など様々な仕掛けが出現する。ディレクターは、林寿美。主催は、公益財団法人神戸市民文化振興財団が務める。

近年世界各地で開催が相次ぐ芸術祭とは一線を画す点。それはごく少数に絞った参加作家。現在参加が発表されているのは、ドイツ・ライト生まれの世界的アーティスト、グレゴール・シュナイダーと、プロジェクトの舞台ともなる神戸市兵庫区出身のアーティスト、やなぎみわの2名。

また主要会場となる美術館や展示施設はあえてもたず、作家は神戸の街や人を素材にし、そのための仕掛けを新たに制作し公開する。ありふれた風景のなかに、突如として現れる奇妙な存在。人はそれらとどのように出会い、どのように応じるのだろうか?

家や部屋という私的空間と日常に流れる時間に、未知の空間を創造することを得意とするグレゴール・シュナイダーは、3つのエリアに約10点の作品を点在させる予定。来場者はそれらを一日で巡り、未知の旅を体験する。

グレゴール・シュナイダー [参考作品]《u r 10 コーヒールーム》 1993年 部屋の内部で回る部屋、石膏ボード、集成材、支柱と滑車の付いた木製構造物ほか
© Gregor Schneider / VG Bild-Kunst Bonn

一方、2011年から本格的に演劇に取り組み、一昨年には移動舞台トレーラーで野外演劇「日輪の翼」を京都で上演したやなぎみわは、同演目を初めて神戸で発表。兵庫区の港で海上劇というスペクタクルに挑む。

やなぎ みわ [参考作品]《川中島》 2016年 デジタル・プリント 285x160cm
©2018 やなぎみわ

会期中には、ワークショップ、トークイベント、街歩き、音楽イベント、関連映像・映画の上映など、現代アートを身近に感じつつ神戸の街に親しめるようなイベントが様々に開催される。なかには、地域団体や作家とコラボレーションを行うキッズ向けプログラムなども予定されている。また、学生・個人・企業/団体の3つの枠よりプログラムを公募し、TRANS- が制作サポートと開催会場を提供する試みも行われる。

兵庫埠頭/兵庫港(運河)エリア


【イベント情報】
アート・プロジェクトKOBE 2019:TRANS- 
会期:9月14日〜11月10日
場所:兵庫港地区、新開地地区、新長田地区


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