1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ファッション

サファイアケースで史上初めてジュネーヴシールを取得したルイ・ヴィトンのハイウォッチコレクションから新色が登場

FASHION HEADLINE / 2023年4月6日 19時0分

ルイ・ヴィトンはサファイアケースを採用したウォッチ コレクションとして、史上初めてジュネーヴシールを取得した「タンブール ムーン フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ サファイアクリスタル」の新色、グリーンとイエローを発表しました。


今年、合成サファイアのブロックから生まれたウォッチに、グリーンとイエローのケースが登場。この透明なクリエーションは、技術的、芸術的なノウハウの結晶として、時計製造史上初めて、ジュネーヴシール(ポワンソン・ド・ジュネーヴ)が授与されました。新たな時代の到来を告げる本モデルの登場と共に、フライングトゥールビヨンによって駆動される精巧なオープンワークが施された機械式ムーブメントの秘密がすべて明らかになります。


旅の色彩

サファイアケースを採用したウォッチ コレクションとして、史上初めてジュネーヴシールを取得した「タンブール ムーン フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ サファイアクリスタル」ファミリーに、今年、「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」の熟練したクラフツマンシップが凝縮された2つの新作が仲間入りしました。合成カラーサファイアのブロックから切り出したケースの使用は、まだまだ大きな可能性を秘めています。


この純粋で貴重な鉱物は、酸化アルミニウムを約2000℃の温度で加熱することで得られます。20世紀初頭、フランス人化学者オーギュスト・ヴィクトル・ルイ・ヴェルヌーイ(1856-1913年)によってこの製法が発明されて以来、時計業界では、機械式ムーブメントに用いるルビーを生産するためにこの製法を使用。1980年代に一気に開発が進んだことで、時計業界は、スポーツウォッチ用サファイアクリスタルの製造に初めて成功し、その10年後にはケースも完成させました。


純金やプラチナのように変質することがなく、ダイヤモンドに勝るとも劣らない硬度を持つ合成サファイアは、経年劣化することのない貴重な素材の1つです。「ラ・ファブリク・デュ・タン・ルイ・ヴィトン」はその可能性を早期に見出し、キャリバーLV 90を外部ストレスから保護するためにこれを使用しはじめました。合成サファイアが提供する不可侵のバリアを破ることができるのは、視線のみ。そのため、フライングトゥールビヨンによって制御される優れたオープンワークムーブメントは、定期的なケアさえ行えば、事実上無限の寿命を持つことが保証されます。クリア、ブルー、ピンクのサファイアを使用した「タンブール ムーン フライング トゥールビヨン ポワンソン・ド・ジュネーヴ サファイアクリスタル」の発表以来、マニュファクチュールのエンジニアたちは、合成サファイアの応用のエキスパートとして活躍しています。今年、まるで錬金術師のようなこれらのアーティストたちは、正しい配合とこれまで密かに守られてきた割合から成る最も純粋な金属酸化物を発見するにいたりました。こうしてエンジニアたちが完成させたのが、大胆不敵な半透明の質感と色合いと、まるで蛍光色のような輝きを放つ2つの新作ウォッチです。1本目のサファイアケースはエレクトリックイエロー、2本目は温かみのあるグリーンがアクセントカラーとなっています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください