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フェミニズムの流れを受けて“女性による女性のため”の企業が躍進中【ロンドンの旅vol.1】

FASHION HEADLINE / 2020年1月30日 12時0分

歴史と現代性が融合する進化的な都市、ロンドン。200年以上前に建設された重厚なレンガ造りの建築物と、全面ガラス張りの近未来的な高層ビルが街並みを歩いていると、まるで時空を旅しているような感覚に。

常に発展を続けるロンドンは、街並みだけでなく社会も先進的なようです。特に昨今感じるのは、フェミニズムの流れによる“女性エンパワーメント”の潮流。王室からはメーガン妃、ファッション業界ではモデルでありアクティビストのアジョワ・アボアー(Adwoa Aboah)などセレブリティが活発にジェンダー平等を訴えており、政府や企業も女性の経済的エンパワーメントに積極的です。

そして今回のロンドン渡航では、街中で様々な“女性エンパワーメント”に取り組むブランドやお店に出会いました。

オーガニックの生理用品ブランド「オーネ(Ohne)」

見た瞬間「こんなの欲しかった! 」と思ったのが、オーガニックの生理用品ブランド「オーネ(Ohne)」。現在展開しているのは100%オーガニックコットンのタンポンと、生理痛の軽減とホルモンバランスを整える効果がある2種類のCBDオイルです。

2018年に幼馴染みのリア(Leah)とニッキー(Nikki)が立ち上げたスタートアップ企業は女性を思いやるだけでなく環境にも優しく、生産の過程はすべて水力発電を使用し、包装やアプリケーターは再生プラスチックのみを使用しています。オンラインで申し込むと、生理サイクルに合わせてタンポンが届けられる定額制サービスを行っている他(シッピングはイギリス国内のみ)、ライフスタイルストア「オリバー・ボナス(Oliver Bonas)」の一部店舗で販売中。

「オーネ」
生理用品に見えないオシャレなパッケージに惹かれて思わず手に取りました。効果には個人差がありますが、オーガニックコットンの生理用品の方が不快感がなくかぶれにくいと私は感じています。多くの女性にとって生理は憂鬱なものですが、CBDオイルでマッサージするだけで痛みが軽減されるのであれば身体的にも精神的にも心強いですよね。

「オーネ」のCBDオイル
女性による女性のための商品である「オーネ」は、売り上げの一部をザンビア共和国の女性たちに清潔な生理用品、衛生的なトイレ環境、生理に関する教育が向上するための支援金として貢献しています。世界中の女性たちの痛みと憂鬱を軽減する、強い味方として今後発展していきそう! 

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