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ブシュロン銀座本店がオープン。パリ・ヴァンドーム広場26番地の歴史ある本店に次ぐ最大規模の旗艦店に

FASHION HEADLINE / 2023年9月10日 11時0分

ⒸBOUCHERON
このファサードで展開される四季の景色は、完全にリアルタイムCGで生成されたアニメーションです。ベースとなる自然の景観・森を最新の仮想技術で再現し、様々なアングルから季節ごとの美しい自然の移ろいを表現しています。このブシュロン銀座本店のファサードでは、同じ映像が流れることはありません。心を動かすような体験のためにイノベーションを導入し、表現の手段として活用しているのです。

ファサードで見ることのできる自然の景観のアニメーションは、ブティック内のスクリーンにも流れます。また、作曲家、プロデューサーでもある、サウンドアーティストのDaniel Sonabend(ダニエル・ソナベンド)らとのコラボレーションにより、イマーシブな体験を完成させるサウンドを制作しました。夏の蝉の声、秋の落葉、冬の雨、春の小鳥のさえずりなど、それぞれの季節特有の音色を解釈したサウンドを奏でます。


ブシュロンのアイコンジュエリーとの出会い
ブティックの1階には、ブシュロンのアイコンコレクションがディスプレイされます。自然の要素を随所に配したフロアには、キャトル、セルパンボエム、ジャック ドゥ ブシュロン、ナチュール トリオンファント、アニマルコレクションを展開します。創業者フレデリック・ブシュロンがたびたびジュエリーのデザインにも取り入れたアイビー(蔦)柄が特徴的なのモザイクのフロアは、フランス人アーティストのGaspard Mahieu(ガスパール・マイユ)氏のアトリエが手掛けたものです。自然の植物を生き生きと描いたフロアは、6人の職人たちの細かな手作業によって完成しました。「銀座本店を代表する象徴的な作品として、葉の揺れ、風のそよぎ、光の動きなど、植物の生命力と躍動感を表現したいと考えました。非常に硬質で荒々しい割肌の大理石と、モザイクによる流れるような曲線が驚くようなコントラストを生み出します」とガスパール・マイユ氏は述べます。

ⒸBOUCHERON
また、1階をさらに奥に進んでいくと、植物が描かれた壁面とカラーグラデーションガラスのミラーが現れ、ミラーによって広い空間を演出。シルクの壁紙はDe Gournay(ドゥ グルネイ)にオーダーメイドしたもので、生命を吹き込まれたようなアイビーが描かれています。壁を覆うミラーをデザインしたのは、オランダ人デザイナーの Sabine Marcelis(サビーヌ・マルセリス)氏です。「非常に正確な作業を可能にする工業的なプロセスで色彩を研究しています。光の屈折の仕方は、色の知覚に影響を与えます。私にとって、光による表現は常にプロジェクトの中心にあります。光による陰影のわずかな違いが、空間の捉え方を大きく変えることがあるのです」とサビーヌ・マルセリス氏は述べます。

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