1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ファッション

ジャガー・ルクルトが葛飾北斎にオマージュを捧げる 2つのタイムピースを発表

FASHION HEADLINE / 2023年11月3日 13時0分

創世期から、ジャガー・ルクルトはアジアのモチーフを採用し、東洋の装飾工芸を特別なタイムピースの装飾に取り入れ、約2,000年にわたってアジアとヨーロッパの間に存在してきた文化交流を受け入れ、永続させてきました。2023年、ジャガー・ルクルトは、日本で最も有名な19世紀の浮世絵師、葛飾北斎の作品、諸国瀧巡り『木曽海道小野ノ瀑布』および『和州吉野義経馬洗滝』を複製したエナメル細密画が装飾された2つの新しい「レベルソ・トリビュート」のタイムピースでこの伝統を讃えます。

Courtesy of JAEGER LECOULTRE
北斎の名声は、彼が浮世絵にもたらした革新的なアプローチにあり、19世紀の江戸の商人階級の快楽的な生活様式に限定されていたジャンルを、風景、植物、動物を含むより幅広いものへと変化させました。

Courtesy of JAEGER LECOULTRE
新しい「レベルソ・トリビュート・エナメル」モデル用に複製された2つの作品は、北斎が1831~1833年にかけて日本の本州の各地を訪れて名瀑を描いた8枚揃いのシリーズ木版画『諸国瀧廻り』の中の2枚です。ジャガー・ルクルトのメティエ・ラール(TM)工房の熟練した職人たちは、これまでにも、2021年に『下野黒髪山きりふりの滝』、2022年に『木曽路ノ奥阿弥陀ヶ瀧』を描いた「レベルソ・トリビュート」モデルによってこれらの作品を讃えています。2023年に制作された2つの新しいアイテムは、日本の巨匠である葛飾北斎へのオマージュを継続して示しながらも、ジャガー・ルクルトの精神に内在する自然への深い愛をも反映する主題を選択しています。


偉大なる日本の巨匠、葛飾北斎が魅了された自然界

構図と色使いが革新的な葛飾北斎(1760年頃~1849年)は、非常に多作なイラストレーター、版画家、浮世絵師であり、彼が生きていた時代には木版画は浮世絵を再現する手段として隆盛を極めました。北斎の名声の結果として、浮世絵と木版画は、西洋における日本美術の認識を形成する上で中心的な役割を果たしました。彼の記念碑的シリーズ『富嶽三十六景』には、世界で最も有名な芸術作品の一つである『神奈川沖浪裏』が含まれており、ジャガー・ルクルトはこの作品を2018年に限定エディションのレベルソで再現し、讃えました。『諸国瀧廻り』は、浮世絵において初めて滝をテーマとして取り上げたものでした。非常に表現力豊かな各作品は、圧倒的に滝が大きく描かれ、それを見ている人間は小さく表現されています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください