時計界のノーベル賞「ガイア賞」を受賞した独立時計師が作る時計。スイス時計ブランド「ハルディマン」

FASHION HEADLINE / 2020年11月18日 14時0分

SwissPrimeBrands株式会社はスイス時計ブランド「ハルディマン」の輸入総代理店となり、取扱いを開始しました。「ハルディマン」の時計は、国内においてはタカシマヤ ウオッチメゾン 東京・日本橋にてご覧いただけます。

H1 フライングセントラルH1 フライングセントラル
「ハルディマン」はスイス独立時計師アカデミー(AHCI)のメンバーであるベアト・ハルディマンにより1991年に設立された時計ブランドです。


「コンピューター制御の機械を使えばコストも下げられるが、使わない。何かを失うかもしれないので。敢えて100年前の方法で作る。」

H1 フライングセントラルのトゥールビヨンのパーツH1 フライングセントラルのトゥールビヨンのパーツ
ハルディマンの代表モデル「H1 フライングセントラル」は約300のパーツのうち、その90%以上にあたる280以上を自社で製作します。例えば、外注品としてひげぜんまい(ニヴァクロン)が挙げられますが、ひげぜんまいも素材を仕入れ自社で巻いています。280以上のパーツはアンティーク時計の修復などにも用いる「昔ながらの製作機械」を用いて、パーツの一つ一つを手作りしています。


時計自体の機構、パーツに手作業で施された仕上げの美しさに加え、ハルディマンの時計は数百年前のスイス時計作りの景色を映すことでしょう。ベアト・ハルディマンを含む約5名の時計師により作られる時計の年間製造本数は腕時計20~30本、掛時計2~3個です。

■「ハルディマン」時計の特徴
1.センタートゥールビヨン


重力の影響をなくすために開発されたトゥールビヨン。ハルディマンを代表する腕時計「H1 フライングセントラル」は、文字盤の中央に大きなトゥールビヨンが浮かんでいます。その大きさは、ムーブメント直径31.58mm(14リーニュ)の半分以上にあたる直径17.8mm。巻き上げひげ・チラネジのベリリウム銅製テンワがロービート(毎時18,000振動)で時を刻みながらゆっくり回転する様子は伝統を感じさせますが、それが中央にあることで斬新な印象を与えます。複雑機構を衝撃から守るのは、トゥールビヨンの中心にある「ハルディマン耐震装置」です。

現在では複数のブランドからセンタートゥールビヨンが発表されていますが、「H1 フライングセントラル」の特徴は「手作りの哲学」と「長きにわたるアンティーク時計修復の経験から生まれた構造」です。

トゥールビヨンのケージと、BIRD‘S TONGUE(鳥の舌)とよばれる「やすり」トゥールビヨンのケージと、BIRD‘S TONGUE(鳥の舌)とよばれる「やすり」
「H1 フライングセントラル」のトゥールビヨンのケージは繊細な線で構成される美しい形状をしていますが、製作は鋼板の切削から、BIRD‘S TONGUE(鳥の舌)とよばれる「やすり」による面の角を落とす工程、そして「ローズウッド」による磨きまですべて手作業で行われ、丸2日間を要します。また「フライングトゥールビヨン」と呼ばれるブリッジで固定されていないトゥールビヨンであり、組み立て時は通常のトゥールビヨンよりもさらに繊細な手作業での調整が求められます。

構造の特徴としては、まず香箱が3つあります。1つ(9時位置)は時分針を動かすためのものであり、残り2つ(7時と11時)はトゥールビヨン用です。

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