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国産機械式時計史に刻まれた金字塔「キングセイコー」のデザイン復刻モデルを発売

FASHION HEADLINE / 2020年12月9日 16時0分

丁寧に再現されたオリジナルモデルのディテール




前述したポイントの他、りゅうずに施された繊細なセイコーロゴと防水仕様の証であった「W」のマークや、美錠には躍動感あふれるセイコーの文字が再現されています。

また、裏ぶたの表示レイアウトや、キングセイコーブランドのアイコンともいえる「盾」をモチーフとしたクレストマークがあしらわれたイエローゴールドカラーのメダリオンもオリジナルモデルを彷彿とさせ、細部に至るまで、“KSK”の意匠が継承されています。

高い装着性を叶える現行最薄型の自動巻ムーブメント、キャリバー6L35


“KSK”のオリジナルモデルに搭載されたムーブメントは手巻式でしたが、本作ではセイコーの現行機種において最も薄い自動巻キャリバー6L35を採用することで、オリジナルモデルに対しわずか0.5mmの差に抑えた11.4mmという装着感に優れるスリムなフォルムを実現しました。

【セイコーの歴史】
創業者服部金太郎は、1860年10月9日(旧暦。新暦では11月21日)、現在の銀座に生まれました。少年期に時計店の様子を見て、「販売だけでなく修理でも利益が得られ、客足の少ない日でも大切な『時』を無為に過ごさなくともよい。」と考え、時計商になろうと決心しました。その後、時計店で時計の修理や販売を学んだ後、1881年、21歳の時、「服部時計店」(現在のセイコーホールディングス株式会社)を創業しました。当初は輸入時計の販売や修理を主体としていましたが、時計の自社製造を目標としていた金太郎は、1892年、時計の製造工場「精工舎」を設立し、掛時計の製造を開始しました。精工舎ではその後、部品の製造から組立まで一貫して自社で行うことによって、精巧で品質の高い製品を世に送り出しました。3年後には、当時需要が高まっていた懐中時計の製造を開始し、1913年には、やがて腕時計の時代が到来することを先見し、国産初の腕時計の製造にこぎつけました。以降、服部金太郎の先見の明と独自の経営理念により、服部時計店は日本の時計産業の礎を築きました。

商品仕様
<キングセイコー>
セイコー創業140周年記念限定モデル キングセイコー“KSK”復刻デザイン



その他仕様
https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/king-seiko/sdka001

【ムーブメント仕様】
メカニカルムーブメント キャリバー6L35
巻上方式 自動巻
時間精度 平均日差+15秒~-10秒(気温5℃~35℃において腕に着けた場合)
パワーリザーブ 約45時間
石数 26石
振動数 28,800振動/時(8振動/秒)

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