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3年半の休館を経て名称も新たに開館する「長野県立美術館」の開館を飾る様々な作品や展覧会を紹介

FASHION HEADLINE / 2021年4月1日 15時0分

全面改築のため3年半の休館を経て、名称も新たに開館する長野県立美術館のオープニングを飾る4つの展示と、ランドスケープ・ミュージアムのシンボル的作品《霧の彫刻 #47610 -Dynamic Earth Series I-》についてご紹介します。

◆屋外常設展示《霧の彫刻 #47610 -Dynamic Earth Series I-》


世界を舞台に活躍を続けているアーティスト・中谷芙二子《霧の彫刻 #47610 -Dynamic Earth Series I-》。信州の山々を遠景に時間によって、また天候によって違った表情を魅せる幻想的な作品です。常設展示にてご覧いただけます。

★4月24日には、田中泯による「場踊り」を開催予定。新生長野県立美術館の《霧の彫刻》の前で立ち現れる「場」と「身体」が交差する瞬間をご覧ください。
※4月1日より予約受付開始。詳細は公式HP(https://www.npsam.com/article/single/event/2021_event01)にて。

◆長野県立美術館完成記念 未来につなぐ~新美術館でよみがえる世界の至宝 東京藝術大学スーパークローン文化財展

[上] 法隆寺 釈迦三尊像 復元(本邦初公開)[左下] バーミヤン東大仏天井壁画 復元 [右下] 敦煌莫高窟第57窟 再現
新県立美術館の完成にあたり、美術館という施設の本質に関わる、公開と保存・修復・復元をめぐるさまざまな問題について考える展覧会です。東京藝術大学は最新のデジタル技術を駆使し、文化財を「スーパークローン」として、周囲の環境までも含めて精密に復元する技術を確立しました。今回の展覧会では、バーミヤンやキジル、敦煌などの石窟寺院から法隆寺金堂の釈迦三尊像に至るまで、仏教東漸の跡を記す「スーパークローン文化財」を展示し、周囲の環境まで含めて展示することで、近年の地球温暖化による気候の急激な変化や地域紛争の激化により、存亡の危険にさらされている文化財の保護と公開の問題について、新たな視点から考える機会とします。

【会期】2021年4月10日 (土) - 2021年6月6日 (日)
【観覧料】一般 1,400円、大学生 1,200円、高校生以下無料

◆新美術館みんなのアートプロジェクト ふれてみて


2階に新設される「アートラボ」。視覚以外の感覚も使った鑑賞が可能な作品を展示する「ラボ(実験室)」として、誰でも立ち寄れ、新たな発見が生まれる場となることを目指しています。

「新美術館みんなのアートプロジェクト」では、金箱淳一、中ハシ克シゲ、西村陽平、光島貴之という4名の作家に「ア-トラボ」のためのオリジナル作品の制作を依頼しました。本展では、その全作品をご紹介します。触れて感じるアート。いつもとは違う作品鑑賞をお楽しみください。

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