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洗練を極めたコンテンポラリーな美学。ルイ・ヴィトンからハイウォッチ「タンブール カルペ・ディエム」が誕生

FASHION HEADLINE / 2021年4月8日 20時0分



ルイ・ヴィトンは、ハイウォッチメイキングのエクスクルーシブなキャリバーにインパクトの強いヴァニタスのモチーフを組み合わせることで、驚嘆のスペクタクルを緻密に演出する「タンブール カルペ・ディエム」を完成させました。優れた技巧を結集したこのタイムピースは、ジャックマール ウォッチの歴史に新たな章を刻みます。

これまでにスペシャルオーダーとして、幾度となくオートマタを潜ませたオーダーメイドウォッチを製作しているルイ・ヴィトンは、唯一無二のモデルを通してからくり時計の秘密を明かすことを決意し、開発に着手しました。それから2年の時を経て、このたび、メゾンのウォッチ コレクションに新たに加わった「タンブール カルペ・ディエム」──メゾンのウォッチメイキングアトリエ「ラ・ファブリク・デュ・タン ルイ・ヴィトン」でマスターウォッチメーカーを務めるミシェル・ナバスは、「私たちが目指したのは、誰も想像がつかないモデルを実現することでした。ルイ・ヴィトンが2002年にウォッチ部門を立ち上げて以来、メゾンを特徴付けているエネルギーとクリエイティビティのすべてを注ぎ込むことで、メゾンが21世紀に抱くビジョンを反映したジャックマール ウォッチを作りたいと考えました」と語ります。

元来、ジャックマールという機構は、教会の時計塔でからくり人形がベルを叩いて時刻を告げるオートマタを指す言葉でした。しかし、時計職人たちがジャックマールをミニチュア化してタイムピースに組み込むようになると、その役割は主として装飾ダイアルにちょっとした遊び心を加えるためとなり、従来通りに針が時間を示す役割を担い続けました。

ルイ・ヴィトンは、ジャックマールに元来の機能を取戻したい、と考えました。そのために、「タンブール カルペ・ディエム」のフレームワークは2つの主軸を中心として構築──その2つの主軸とは、キャリバーの完成度の高さと、針の代わりに時を告げるというオートマタ本来の機能です。その結果、プッシュボタンを押すとダイアルのミニチュア劇場が手元で開幕し、登場人物であるスカルと蛇がジャックマールの役を演じて時を告げる唯一無二のタイムピースが完成しました。

「タンブール カルペ・ディエム」は、ハイウォッチメイキングの粋を集めた複雑な仕掛けの秀逸さに加え、デザインに美術の歴史的テーマであるヴァニタスをポジティブであると同時に反逆的なアプローチで取入れており、非常に強い個性を放っています。

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