焼うどんの老舗「だるま堂」が小倉井筒屋で新たな一歩 先代から受け継いだヘラや看板「再び鳥町食道街で」 北九州市
FBS福岡放送ニュース / 2024年4月26日 19時39分
ことし1月、北九州市の飲食店街を襲った大規模な火災で、小倉名物の焼きうどん店が被災しました。発生からまもなく4か月となります。26日、北九州市内のデパートで新たな一歩を踏み出しました。
小倉名物・焼うどんの店「だるま堂」の竹中康二さんが26日、新たな場所で店をオープンしました。
■だるま堂 店主・竹中康二さん
「期待と不安はあるが、一日も早く、焼うどんを多くの皆さんに食べていただきたい。」
ことし1月、北九州市の鳥町食道街一帯を襲った大規模な火災で、竹中さんの店も被災し、営業ができなくなりました。
終戦直後から焼きうどん発祥の店として、だるま堂は地元の人に愛されてきました。
被災によって営業再開が難しい中、竹中さんが新たなスタートの場所として選んだのが、北九州市の小倉井筒屋です。
入り口には、被災しながらも店内に残っていた、先代から受け継いだヘラや看板を飾りました。
■竹中さん
「(ヘラや看板は)焼うどん発祥の味を引き継ぐ、象徴しているものだと思う。」
そして、26日、次々と地元客が訪れました。
■店員
「2名様ご案内です。いらっしゃいませ。」
■訪れた人
「おめでとうございます。」
■訪れた人
「懐かしい、懐かしい(味)です。」
■訪れた人
「おいしいですよ。1人でも来たらにぎやかになるし、ちょっとでも還元できるかなと思って。それが一番の目的。」
地元の人や小倉井筒屋の応援もあり、再開を決めた竹中さん。しかし、オープンが迫った4月20日には、近くの飲食店街を再び大規模な火災が襲いました。
■竹中さん
「今回の火災も本当に大変だろうなと思っております。再建していく大変さも実感しているので、そういう面でも(被災した人を)勇気づけられるのであれば、ありがたいなと思っている。」
いつの日か再び鳥町食道街で店を復活させたい。そんな思いを胸に、竹中さんは新たな場所で伝統の味を守り続けます。
この記事の動画はこちらから再生できますこの記事に関連するニュース
-
火災で焼失した焼きうどん発祥の店「だるま堂」 百貨店の一角で営業再開
RKB毎日放送 / 2024年4月26日 16時21分
-
「またか…立て続けで怖い」と市民 3年間で4度目の大規模火災 北九州市の繁華街で8店舗焼損 32時間かかってようやく鎮火
RKB毎日放送 / 2024年4月22日 19時33分
-
小倉の繁華街火事 発生から32時間後に鎮火発表 約8店舗350平方メートル焼ける
RKB毎日放送 / 2024年4月22日 1時19分
-
北九州、繁華街でまた火災 8店舗焼ける、けが人なし
共同通信 / 2024年4月20日 17時27分
-
「がれきを見るたびに嫌な思いが…」 小倉「鳥町食道街」の大火から3か月 重機で撤去始まる 福岡・北九州市
RKB毎日放送 / 2024年4月8日 17時18分
ランキング
-
1プベルル酸上回る量の物質を検出 紅こうじ、被害主因の特定難航か
共同通信 / 2024年5月7日 22時10分
-
2逮捕の内縁夫、殺害された夫婦を「パパ、ママ」信頼寄せられる 那須2遺体、捜査は新局面
産経ニュース / 2024年5月7日 20時46分
-
3「幼少期から酷い言葉を投げられることもあった」安達祐実(42)が週刊文春だけに語った実母への“絶縁宣言”
文春オンライン / 2024年5月7日 17時0分
-
4オリックス元選手を逮捕、兵庫 高齢女性バッグひったくった疑い
共同通信 / 2024年5月7日 19時37分
-
5後半国会、野党攻勢強める=衆院政倫審、8日にも申し立て
時事通信 / 2024年5月7日 18時6分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください