拳銃の実弾1発を誤って発射 機動隊の男性警部がグラウンドで点検中 ケガ人なし 福岡県警

福岡県警の警部が拳銃の実弾1発を誤射

福岡県警は第1機動隊の警部が10日午前、拳銃の実弾1発を誤って発射したと発表しました。ケガ人はいませんでした。

福岡県警によりますと、10日午前9時すぎ、福岡市東区千早の第1機動隊のグラウンドで、持ち物の点検をする「通常点検」中に、46歳の男性警部が拳銃の実弾1発を誤って発射しました。

グラウンドにいた隊員141人と幹部、あわせて148人にケガはありませんでした。

グランドには弾が当たった跡があり、弾は拳銃が発射された場所の1.3メートルほど離れたところで見つかりました。

通常点検は月に1回行われていて、男性警部が別の20代の男性隊員の拳銃を点検していたところ、何らかの理由で引き金が引かれたと見られています。

第1機動隊の中村典子副隊長は「拳銃の安全管理を徹底し再発防止に努めます」とコメントしています。

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