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【衆院選】「さあ、投票へ。」福岡と佐賀の全ての立候補者と選挙の構図 注目区の第一声は 何を訴える

FBS福岡放送ニュース / 2024年10月15日 18時35分

福岡1区

今回の衆議院選挙は「政治とカネ」や経済政策などを争点に、福岡と佐賀の選挙区でも論戦が激しくなりそうです。選挙区ごとに立候補者を見ていきます。

福岡1区

まずは、福岡市東区と博多区の福岡1区です。5期目を目指す自民の前職、井上さんに野党各党の5人が挑みます。立憲の丸尾さん、共産の綿貫さん、社民の村田さん、参政の緒方さんの4人は新人で、維新の前職、山本さんは井上さんと4度目の対決です。

福岡2区

福岡2区

福岡市中央区、南区、城南区の福岡2区です。九州一の都市型選挙区で、無党派層の動向がカギを握ります。防衛副大臣で自民の前職、鬼木さんと立憲の前職、稲富さんは、今回で5度目の対決です。今回も激戦が予想されるなか、鬼木さんは自身の関与はなくとも党の裏金問題の逆風が、稲富さんは野党候補の一本化に至らなかった影響が懸念材料です。この2人のほか、維新の本司さん、共産の松尾さん、参政の黒石さん、無所属の沖園さんの新人4人も立候補しています。

■参政・黒石裕子氏(新)

「たくさん物価が上がったり、電気代が上がるというところで苦しい生活を強いられている。国民の負担を下げていく減税をしっかり行っていく。」

■立憲・稲富修二氏(前)

「私の信念は皆様からお預かりしている税金を、どう皆様にお返しできるのか。より効果的にどうやったらできるのか、その1点につきる。」

■自民・鬼木誠氏(前)

「私が守るのは命、防衛だけではない。国民の暮らし。何があっても守り抜かなければならない。その仕事を続けていきたい。」

■無所属・沖園理恵氏(新)

「私はどこの政党にも属していない。既成政党にはもう、うんざり。政治に絶望した。」

■共産・松尾律子氏(新)

「給料を上げること。最低賃金を時給1500円に引き上げます。日本国民の暮らしを守ることにお金をつくってほしい。」

■維新・本司敬宏氏(新)

「福岡の成長を止めないために、古い政治を捨て去り、未来に成長していける。そんな制度づくりをしていかなければならない。」

福岡3区

福岡3区

福岡市城南区の一部、早良区、西区、糸島市の福岡3区です。内閣府副大臣で、5期目を狙う自民の前職、古賀さんに、立憲の仁戸田さん、維新の瀬尾さん、共産の山口さん、れいわの奥田さん、参政の重松さんの新人5人が挑む構図となっています。

福岡4区

福岡4区

宗像市や古賀市などの福岡4区は、区割り変更で、今回から福岡市東区の一部が加わりました。5期目を目指す自民の前職、宮内さんはいわゆる「裏金議員」の一人で、党の公認は得られたものの比例代表の重複立候補は認められませんでした。宮内さんと公認を争った前の福岡県議、吉松さんは無所属で立候補し「裏金議員」の公認問題では党への批判を口にするなど対決姿勢を強めています。さらに、維新の前職、阿部さんのほか、国民の許斐さん、社民の宗さん、参政の行平さんの新人3人も立候補しています。

■自民・宮内秀樹氏(前)

「政治とカネの問題、政治不信のままではいい政治ができない。真摯に謙虚に戦っていく。」

■無所属・吉松源昭氏(新)

「自民党の何が刷新なのか。 何が反省しているのか。口ばっかり。福岡4区では私が選択肢を示す。」

■維新・阿部弘樹氏(前)

「増税ではなく身を切る改革、行政改革でしっかりと国民のために税を使っていく。そのような国にしていきたい。」

■参政・行平佳弘氏(新)

「これ以上、壊されていく日本を黙って見ているわけにはいかない。日本を守る戦いと、参政党がこれから先、日本をよくしていけるかどうかがかかっている。」

■国民・許斐亮太郎氏(新)

「福岡4区が元気になれば日本が元気になる。泣いて笑って生きていく、文化を継承するライフタウンにしていきたい。」

■社民・宗晶子氏(新)

「人に投資をしっかりと訴えていく。私たちの老後、しっかり守るために力を貸してください。」

福岡5区

福岡5区

福岡市南区の一部や筑紫野市、春日市などの福岡5区です。前回、自民の閣僚経験者を破って初当選した立憲の前職、堤さんが2期目を狙います。公示の2日前に共産が候補者擁立をとりやめ、堤さんに一本化しました。自民からは前回、公認争いで敗れた元福岡県議の新人、栗原さんが立候補し、議席の奪還を目指します。この2人のほか、維新の松尾さん、参政の岡部さん、無所属のタコスキッドさんの新人3人が立候補しています。

福岡6区

福岡6区

久留米市や大川市などの福岡6区です。総務政務官を経験した自民の前職、鳩山さんは、自民党福岡県連に所属しないまま4期目を目指します。維新の福成さん、国民の近藤さん、共産の河野さん、参政の古川さんの新人4人も立候補しています。

福岡7区

福岡7区

大牟田市、柳川市などの福岡7区です。5期目を目指す自民の前職、藤丸さんに、立憲の亀田さんと共産の平島さんの新人2人が挑む構図となりました。

福岡8区

福岡8区

直方市、飯塚市などの福岡8区です。自民党の総裁選後、党の最高顧問に就任した前職の麻生さんが15回目の当選を狙います。共産の河野さんと、無所属の森田さんの新人2人も立候補しています。

福岡9区

福岡9区

続いて、北九州市の西部、若松区や八幡東区などの福岡9区です。前職の緒方さんは自民のベテランに勝利した前回に続き、無所属での立候補です。自民党の公認を得られなかった参議院議員が出馬を断念する一方、福岡県連から除名処分を受けた三原さんは無所属で選挙を戦います。この2人のほかに、共産の山田さん、参政の山本さんの新人2人も立候補しています。

■無所属・緒方林太郎氏(前)

「少子化・人口減少、この北九州市が最前線だろう。国の借金はたまっているという話もある。つらい問題に真正面から立ち向かう政治家でありたい。」

■無所属・三原朝利氏(新)

「この北九州市で課題を解決することが、日本の課題の解決につながる。北九州を日本を前に進めようではありませんか。」

■参政・山本直緒美氏(新)

「裏金問題はそんなに大事なことではありません。私たちは教育、食と健康、そして国の守りを重点的に訴えていきたい。」

■共産・山田博敏氏(新)

「最低賃金は1500円へ。全力を挙げて若者が定住できる、子育て世代が定住できる北九州をつくるために頑張っていく。」

福岡10区

福岡10区

北九州市門司区、小倉北区、小倉南区を選挙区とする福岡10区です。立憲民主党の福岡県連代表で前職の城井さんは前回、自民の閣僚経験者に勝利し、今回も議席の死守を狙います。自民党は前の福岡県議で新人の吉村さんを擁立しましたが、吉村さんと支部長の座を争った前の北九州市議、大石さんも無所属で立候補したため、保守分裂の戦いとなります。維新からは新人の福本さん、前回は候補擁立を見送った共産からは新人の一ノ瀬さんがそれぞれ立候補しています。

福岡11区

福岡11区

田川市、行橋市などの福岡11区です。元総務大臣で、8期目を目指す自民の前職・武田さんは、自身も不記載があり「党の役職停止1年」の処分を受けましたが、政治倫理審査会に出席したとして党から公認を得ました。社民の新人、志岐さんと前回は無所属で立候補した村上さんが、今回は維新から挑みます。

佐賀1区

佐賀1区

続いては、佐賀市や鳥栖市などの佐賀1区です。民主党政権時代に総務大臣を務めた立憲の前職、原口さんと、経済産業副大臣で自民の前職・岩田さんが、5度目の対決です。福岡と佐賀の選挙区のなかでは、唯一の一騎打ちとなります。

■自民・岩田和親氏(前)

「これから佐賀は人口減少、残念ながら簡単には止まらない。安全安心で皆さんが暮らしていける。そのためには、インフラ整備が必要。」

■立憲・原口一博氏(前)

「みんなの給料が増えない、実質賃金が増えないから少子化。少子化対策どうしたらいいか、簡単。みんなの給料を上げればいい。時給を上げて一人一人の手取りを上げる。」

佐賀2区

佐賀2区

最後に、唐津市、多久市などの佐賀2区です。立憲民主党の選挙対策委員長で前職の大串さんと、自民の前職、古川さんは4度目の対決となります。前回は一騎打ちでしたが、今回は共産の井上さんと参政の下吹越さんの新人2人も立候補しています。

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